さて、いよいよ第48回定期に向けた練習を始めました。
今回のプログラムは・・・ハイドン「作品55ー3」、清瀬保二「弦楽四重奏曲」、メンデルスゾーン「第1番」です。
まずは清瀬保二から。いったいどんな曲なのか?・・・もちろん各自、自分のパート譜は練習してきていますが、この曲はCDが出ていないので、全体がどんな曲なのかは合わせてみて初めてわかります。
この瞬間はなかなか面白いものです。4人で目や鼻や口や耳を持ち寄って「福笑い」をつくるのに似ていなくもない。明るい表情だと思っていたところが、実は憂いを帯びたものだったりして、同じ目なのに全然違って見えたりして驚かされます。音楽はメロディーではなくて、和音で決まるというのを実感します。
で、どんな曲だったのか。響きはややロシア風で民俗的なノリもある、実に分かりやすい音楽でした。「現代曲」ではありませんね。第2楽章の短いヴァリエーションが面白そう。
次にハイドン。中期作品なので、なかなか難しい。シンフォニックな響きもして、第1ヴァイオリンだけでなくて、どの声部も活躍するのが楽しい。独りにされてしまう初期作品より好きです。
そしてメンデルスゾーン。第14回に演奏した曲です。その頃のことはよく覚えていません。とにかく難しい曲だったという印象。楽譜に残っている当時の書き込みが、様々な苦労を物語っています。そういう「かつての自分」が、たとえようもなく懐かしく愛おしい・・・とは全く思いません。「なんだこりゃ、バカだな」と消しゴムを動かすのみ。それが成長というものです。大好きな曲でもあるので、新鮮な気持ちで取り組みたいと思います。
といっても、もう本番まで二ヶ月弱。張り切っていきましょう。
今回のプログラムは・・・ハイドン「作品55ー3」、清瀬保二「弦楽四重奏曲」、メンデルスゾーン「第1番」です。
まずは清瀬保二から。いったいどんな曲なのか?・・・もちろん各自、自分のパート譜は練習してきていますが、この曲はCDが出ていないので、全体がどんな曲なのかは合わせてみて初めてわかります。
この瞬間はなかなか面白いものです。4人で目や鼻や口や耳を持ち寄って「福笑い」をつくるのに似ていなくもない。明るい表情だと思っていたところが、実は憂いを帯びたものだったりして、同じ目なのに全然違って見えたりして驚かされます。音楽はメロディーではなくて、和音で決まるというのを実感します。
で、どんな曲だったのか。響きはややロシア風で民俗的なノリもある、実に分かりやすい音楽でした。「現代曲」ではありませんね。第2楽章の短いヴァリエーションが面白そう。
次にハイドン。中期作品なので、なかなか難しい。シンフォニックな響きもして、第1ヴァイオリンだけでなくて、どの声部も活躍するのが楽しい。独りにされてしまう初期作品より好きです。
そしてメンデルスゾーン。第14回に演奏した曲です。その頃のことはよく覚えていません。とにかく難しい曲だったという印象。楽譜に残っている当時の書き込みが、様々な苦労を物語っています。そういう「かつての自分」が、たとえようもなく懐かしく愛おしい・・・とは全く思いません。「なんだこりゃ、バカだな」と消しゴムを動かすのみ。それが成長というものです。大好きな曲でもあるので、新鮮な気持ちで取り組みたいと思います。
といっても、もう本番まで二ヶ月弱。張り切っていきましょう。
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