13 keys clarinet I.ミュラー作(写真)
オーケストラ業務が昨日無事終わった本日、山形Qの年内最後のリハーサル日となりました。
前回、初合わせの時からゲストの川上一道氏が参加したために、弦楽の3人での打ち合わせをしていない状態でしたので、後から来る川上氏との合わせに備えて、I.ミュラーのクラリネット四重奏曲を弦メンバーだけで練習。
ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルトなどよく演奏されている作曲家の作品が、長い時演奏されて整えられてきたのを実感させられます。
その周辺の作曲家、ボッケリーニやヴァンハル、その他、星の数ほどいる作曲家の作品を演奏すると、演奏者側があまり演奏しないような音型や不思議な和音に出会う事!
昔の演奏家達が、数多く演奏される作品に関しては助言したり、アーティキュレーションなど整えたりしたものが現在出版されているもので、マイナーな作曲家の作品にはそれがありません。
作曲されたまま、凸凹のある楽譜が、これまた大手ではない出版社から出たりしているので、間違いかな?と感じる音のまま印刷譜として残ってしまっています。
今回出会ったI.ミュラーの作品もまさにそれ!
各パート色々やらかしていますので、演奏する方で気づくことが大切になってきます。
不思議な和音も現代曲まで知ってしまっている私たちの耳には、別に問題にならないこともあるでしょう。
しかし、なるべく古典の音楽にしないと・・・・。
その不思議発見が、こういう作品を演奏する時の楽しみでもありますけどね。
練習後半、川上氏も加わって、4人でリハーサル。
シューベルトは年末年始の宿題。
今年も応援してくださる方々に感謝を申し上げ、終了します。
ありがとうございました。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま22箇所
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