佐伯泰英の「新よいどれ小藤次」三、『桜吹雪』が新刊で出ていたので購入してさっそく読んだ。「御鑓拝借」以来武名をあげてきた小藤次は美人の歌人(おりょう)と結ばれ、須崎村に住まいを移し、砥ぎ仕事のために舟で通う生活になる。元の住家の長屋では呆けの進んだ新平衛妙な間合いで「南無妙法蓮華教」のお題目を唱え続け住民を困らせている。そこで、孫のお夕の付き添いで身延山詣でに旅立つという話だ。佐伯作品では現在も書きつづけられているもののうち、「居眠り磐根」のシリーズ、「吉原裏同心」のシリーズ、そして「鎌倉河岸」のシリーズと「よいどれ」シリーズは発刊されると購入してしまう。とにかく面白いのだ。
トウキミ(当地ではトウモロコシのことをこう呼ぶ)の初物である。妻たちが畑に植えているもので、今年初の収穫があった。例年、少し実のつきがバラバラになるのだが、今年は比較的揃っている。ただ少し収穫が早かったのか甘みが足りない感じだ。
8月9日。おはようがんす。2日間ほどつづいた「ヤマセ」による雨は止んで、今朝は朝からすっきりはれた。しかし、朝の空気はひんやりとして「秋」を感じさせられた。青森でもネブタや八戸の三社大祭が終わると秋と言われているらしいが、青森に境を接しているわが町も同じようなものか、今日の田んぼの刈り払った草を焼いたり世話をしないとならない。
今朝妻は、「しんぶん赤旗」日曜版に掲載されていた、ナスとキュウリの梅肉和えをつくった。私も時折「しんぶん赤旗」日曜版のレシピを使ってみるが、安い材料で美味しい料理ができる。とにかく、今はナスやキュウリがゾロゾロとれて食べきれない位なのだ。色々工夫して料理をしないとならない。