葉室麟の最新刊、『蒼天見ゆ』が大野図書館に入っていたので、借り出して読んだ。幕末の秋月藩であった事実をもとした作品で、藩の執政であった臼井亘理が反対勢力の妬みにあって惨殺される。そしてその犯人は藩を出て明治政府で裁判官として出世している。亘理の息子・六郎は、敵を討とうと江戸へ向かう。そして実際に実行に移し最後の仇討と世間に言われる。『蒼天見ゆ』は父・亘理が子どもたちに残した「青空をみろ」「蒼天をみろ」の言葉に由来する。「そうか、蒼天は故郷にあるのだ。生き方に悩み苦しんだならば、故郷に帰り空を見上げればよかったのだ。青空はどこまでも限りなく深い色をたたえている。―蒼天を見よ 六郎は父の声を聞いた気がした」という最後の方の文章は心に響いた。この本は2015年5月株式会社KADOKAWAより出版されたものだ。
8月17日。おはようがんす。昨日実施した殺虫剤の散布は、薬剤が不足して2枚の田を残して中断。今日は天候が今一つなので、薬の散布はできない。当地は今日から夏祭り、明日は北奥羽ナニャドヤラ大会が開かれる。洋野町大野中心街と、大野小学校校庭の特設舞台で開催されるので、多数参加してほしい。山クジラ♂は「大野盆踊り太鼓保存会」の一員として参加することになっている。
今朝は、お盆の疲れでメニューは少なめ。塩サバを焼き。チンゲンサイのおひたしに、ワラビの煮つけとゴーヤーの肉詰めフライ。ゴーヤーもチャンプルーだけではもったいない。