「楽をすれば必ず失うものがある」をキーワードに、日本らしさを失っていく現状を卑近なエピソードから指摘していく。
何でもバランス感覚が大切で、あいまい文化をはぐくんだ日本人が得意とするところだったのに、最近は、携帯なら携帯だけ、お金ならお金だけと、一つのことに過度に過信している傾向がある。そして、そんな環境をあたりまえと思っている若者は、ますます仮想世界に生きる自己中心のかたまりになっていくのでは。
何でもバランス感覚が大切で、あいまい文化をはぐくんだ日本人が得意とするところだったのに、最近は、携帯なら携帯だけ、お金ならお金だけと、一つのことに過度に過信している傾向がある。そして、そんな環境をあたりまえと思っている若者は、ますます仮想世界に生きる自己中心のかたまりになっていくのでは。
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