最上の和三盆糖と白双糖、鶏卵を材料とする口当たりが軽く爽やかな銘菓のひとつである。明治の半ばに創製され、全国菓子博での受賞やロンドンの国際菓子博でも最高賞のグランプリ大賞を受けた。 . . . 本文を読む
作家、五木寛之が好んだといわれる「そば棒」。駅構内の店でも購入できるが製造、販売が不定期なためいつもあるとは限らない。 他の土地の名産にもある「ソバボウロウ」と同じ味だが、その土地土地によって僅かに味が異なるからそれを楽しむのもよい。 もちろん「小出製菓」には有名な「芝舟」がある。 . . . 本文を読む
加賀は京の王朝文化を色濃く残して今日に至っている。
いつ訪れてもその食材は珍しくも又美味くもある。
もっとも、定番ではあるが11月のズワイガニの解禁日が待ち遠しいが、その季節には数少なくなってはいるものの加賀野菜は興味深い。 . . . 本文を読む
2005年7月1日天竜市とその他町村が廃止統合されて、(新)浜松市となった。
しかしながら、湖と海を持つ旧浜松市と山峡と天竜川に育まれているもののその経済的凋落の激しい旧天竜市とはあまりにも地勢的に異なるし、市民生活や慣習をも異にしており、この実質的統合には未だ道のりは遠い。 . . . 本文を読む
旧天竜市内を見下ろす、緑に囲まれた丘の上に位置し平成10年4月に開館た。
秋野画伯は、明治41年(1908)天竜市二俣町に生まれた。
石井林響・西山翠章両氏に師事し、戦後まもないころ、新しい日本画を創造することを目的に「創造美術」の結成に参加。官展時代の作風から脱却し、西洋絵画の特質を取り入れた様式で創作活動を続けた。
54才の時、インドの大学へ客員教授として滞在して以来、インドに魅せられ、度々訪印して、風景・寺院などをモチーフに作品を描き続けそして、アフガニスタン、ネパール、カンボジアにも出かけ、創作の場を探し求めている。 . . . 本文を読む
天竜川の中腹にある街、二俣本町。
昭和初期まで森林伐採と筏による材木運搬、その後のダム建設などを経て現在にいたる街。既にその最盛期を越し今は浜松市と統合されて(新)浜松市天竜となりこれからの新しい街づくりとIdentity を模索中の街である。 . . . 本文を読む
商売繁盛の神様として全国的に知られる豊川稲荷。
豊川稲荷は、妙厳寺の境内に鎮守として祀られた「豊川枳尼真天」の通称。
およそ、700年前の室町時代に開創され、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、大岡越前守忠相、渡辺崋山などの武人、文人達の信仰を集めた。 さらに江戸時代には、庶民の間で商売繁盛、家内安全、福徳開運の神として全国に信仰が広まった。
京都の伏見稲荷、笠間の笠間稲荷とともに日本三大稲荷とされ、年間数百万人の参拝者が訪れる。 . . . 本文を読む
以前の友人と訪れたことがある、瀬戸だがその時もこの店で「ころうどん」を食べたものだ。
今回はセラモールセンターの人が進めてくれたのだが、もっともこの近くで有名な店を訪ねればここに来ることになるだろう。
これは、「ころきしめん」で、もっとも愛知的かもしれない。「ころ」そのものは愛知以外ではほとんどしられていないだろう。
↓「味噌煮込みうどん」は、名古屋の山本屋で日本中で有名になったが、愛知の各 . . . 本文を読む
愛知県で有名な(?)大あんまき。
以前にあんまきを知った時にはもっと大きな(長い?)形だったような気がしたが…
ドラヤキを丸めたような感じだし、味もその似たようなものだ。
もっとも、中にチーズを入れたものやその他色々な餡を入れたものが有るようだか、これも時代のなせるところか?
しかし、この「天ぷら」は初めて見た。以前からも有ったそうだが。
見た目通りに、皮の部分が油で揚げてあるので、揚げドーナツ . . . 本文を読む
12月初めのみぞれのふる季節に金沢の片町か長町にある「四季のテーブル」で購入したもの。
蕪の味はとても上品で麹の甘みもあって旨い。だが主役の鰤の味が生きていない。もっとも鰤は脇役で味はすべて蕪が吸い取っているのかもしれなれい。
だから蕪寿しというのだろう。
本来ならあまり長く持ち歩くことは避けたほうが良い食品らしい。自宅に帰るまで12時間近くたったので少々味が落ちたのかも知れない。あるいはこの様 . . . 本文を読む
浅野川沿いの小道に並んだ店だが、一見には入りつらい店模様だ。五木寛之のエッセイに出てくる店で有名だそうだそうで友人に連れられて夕食に寄る。まだ五月なので料理は鍋のみの様子だ。2階の和個室に通されると若女将と女将が顔を出す。一つ一つの鍋の世話までして大変なことだ。私には鍋の具の魚が何かまったくわからぬ人間なのでなんだか申し訳ない感じだ。 ゆっくりと落ち着つける店だ。 メニューは夏期には懐石料理に変 . . . 本文を読む
鋳物ギャラリーの奥さんから紹介されたこの町の名物のひとつだそうだ。駅前大通「末広大通り」を15分ほど下った右角にある大きな店構えの老舗。「大野や」
「とこなつ」とはなんたる名称由来かはわからぬが、白い二センチ大の牛皮で餡をくるんだものの様。食べてみたものの、うまいのやら、まずいのやらどう表現していいのかなにやらわからぬ味なり。ながら、興味があって購入するなり。
応対に出てきたのは、若干とっつ . . . 本文を読む
駅裏になるが、徒歩15分程度のところにこの寺がある。国宝の山門が良い。回廊の白い障子と木造の雨戸が組合され、連続する様は五月の新芽を吹いた芝生とのコントラストがなんとも鮮烈で清楚な空気を感じさせる。
伽藍配置が面白い。 山門が金的、方丈が頭、仏堂が胸、、、、、などと説明されている。門扉が風雪の末に飾り金具の周りの木部を削り落として鉄金具を浮かびあがらせている。又、その金具のテクスチャーが凄い。 . . . 本文を読む
高岡市駅から徒歩で15分程度の川のほとりに「鋳物博物資料館」がある。ボランティアで、鋳物に携わる人々が説明員をしてくれている。友人のK氏はとても熱心に質問をしていたので、説明をしてくれた女史も熱が入っている。自宅の工場や色々と知らないことを教えてくれた。高岡駅前はまつたくの箱物行政の被害でくだらぬ景観しかもたなかったが、この金屋町通りに対する投資や理解だけは行政を感心させるものがあった。もっとも . . . 本文を読む