8日（木）、旧和知第2小 屋内多目的グラウンド建築工事請負契約の変更議案の質疑、討論、採決がありました。
質疑中、榎川和知支所長より、
当初の提案額をなるべく抑えたいとの意図があったため、今回の追加工事提案に至った。
当初、予測していなかった事情が発生したため、今回の追加工事提案に至った。
との理由に関する2つの答弁がありました。前者は故意、後者は過失といえます。
通常、追加工事の提案とは、後者の理由にもとづいているといえます。あるいは、例えば、契約締結後に行なった地盤調査結果により、大がかりな地盤補強工事が必要となったであるとか、掘削すると湧水が出たため、その対応が必要となったなどのケースは、もしかしたら…といった予見可能性を孕む想定の範囲内であったとしても、容認できる提案と評価し得ます。
他方、前者の故意による追加工事の提案は、当初予算や当初の請負契約に対する冒涜であり、看過の余地は一切ありません。また、こういった意思表明にもとづく有り様が町民のみなさんの幸せ実現を願ってのこととは到底、思えません。かかる点を第一義的な理由とし、反対表決しました。
職員は町をよりよくする主体であることが唯一無二のレーゾンデートルです。改めて銘肝してほしいとの思いを込めています。
