代表 山ちゃんのブログ 

マタニティ整体スクール・NPO法人日本マタニティ整体協会の情報を配信します!

妊娠・出産 下肢静脈瘤

2007-12-07 | 妊娠・出産・産後について
最近、相談を受けます。

「下肢静脈瘤」に関して。下肢静脈瘤とはこれらを参考にして頂ければ良いかと思います。

妊婦整体で下肢静脈瘤が治るかというと、答えはNOです。現状維持かふくらみが少し消える程度でしょう。

なぜなら血管はいったん伸びてしまうと元に戻ることが出来ません。且つ、静脈瘤は血管が縦に伸びるのでなく、横に拡張しますので下肢にある弁がうまく機能されなくなります。

しかし、原因や対処法を知っていれば悪化することはありませんので御心配なく。

この症状になり易い方は
・女性
・立ち仕事
・妊婦
と上げられます。見分けは、ふくらはぎや膝の裏をよく観察してください。血管が浮き出てる又は鮮明に見えたりしませんか?そうなってきたら前兆ですので注意が必要です。
特に左脚を注意して観察してください。人間の動静脈は両下肢からお腹の真ん中(正中)で交わりません。真ん中よりも気持ち右にありますので、左脚からでた動静脈は右脚に比べカーブが多くなります。右はほぼストレートでお腹に到達します。その為に、左は静脈瘤が出来易いとされてます。

妊娠時になった静脈瘤は産後には消える方が多いようですが、消えたからと言ってそのままではダメです。もう貴方の脚の血管は伸びた経験があるわけですから、静脈瘤が出来易い。
静脈瘤は直ぐに形成されるものでもありません。徐々に形成されるので見落とされますが、毎日のケアを怠らなければ問題ないとされます。

産後も同様でホルモンバランスの崩れ、又は、イキミによる筋肉の緊張が下肢の血行悪くして、症状が出る方も多いようですので、よく観察しておきましょう。

一番の改善はふくらはぎを使うことです。日々の歩き方をチェックして極力ふくらはぎを使い筋肉ポンプの強化に努めましょう。

1日あまり歩かない方は足首を前後に動かすだけでも違います。

何気なく歩くのはダメですよ。O脚矯正でも静脈瘤予防でも姿勢矯正でも常に意識が大切です。
「意識」→「癖」に変化します。良い癖を身に付けましょう。


最新の画像もっと見る