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妊婦の体重管理

2006-02-22 | 妊娠・出産・産後について
ご自身の標準体重はご存知ですか?

体重は身長と異なり、日常生活に大きな影響を与えます。
最近話題の生活習慣病といわれるものも、この体重増加(肥満)からきているようです。

近年は飽食時代ながらも運動不足で肥満者の増加がみられ、体重管理は健康管理の一つとして重要視されています。

では、標準体重の求め方ですが、これは一般的によく知られている「BMI法」で求められます。
この方法は体重(kg)を身長(m)の2乗で割り、その値を所定の指数(体格指数)と照合して肥満度を判定するものです。
ちなみに、標準とされている指数は22です。
例えば身長155cm(1.55m)で体重47kgの場合のBMI指数は?
1.55×1.55=2.40
47÷2.4=19.58となります。

そして、この155cm身長の方の、標準体重の求め方は?(標準指数は22)
BMI22=x(標準体重)÷1.55×1.55
x(標準体重)=BMI22×1.55×1.55
      =52.86kgとなります。

そして、BMI指数24以上は肥満と判定されますので、24のBMI指数での体重は何kgかを求めます。
BMI24=x(標準体重)÷1.55×1.55
x(標準体重) =BMI24×1.55×1.55
      =57.66kgとなります。

この場合身長155cm、体重47kgですと、57.66kg又は多くても60㎏までは体重増加可能ということになります。実際の母体の体重増加は、胎児の重さ(妊娠後期の胎児+胎盤+羊水など加えた重さ)4~5㎏を引いた増加分なので、妊娠後期60㎏だと60㎏-4~5㎏=55~56㎏となり妊娠前の体重は47㎏ですから8~9㎏の体重増加となります。

しかし、これはあくまでも目安です。
身長155cmの方は、57.66kgまで体重増加可能ですが、そもそもの体重が極端に少なく、妊娠前に体重が40㎏しかない場合、妊娠後期での体重増加は、約20㎏となりますのであまりにも1年間での体重増加がある為、体力的にダメージを受け易くなります。
肥満の方は、体重増加よりも先程の肥満BMI指数24に近づけるように運動を心がけた方が良いです。





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