代表 山ちゃんのブログ 

マタニティ整体スクール・NPO法人日本マタニティ整体協会の情報を配信します!

妊婦と整体と妊娠高血圧症候群

2006-11-10 | 妊娠・出産・産後について
妊娠高血圧症候群。

妊娠高血圧症候群とは高血圧、尿タンパク、むくみのうちの1又は2つ以上の症状があてはまるものを以前では妊娠中毒症といいました。しかし現在ではむくみは項目から外され、高血圧を伴わな限り病気ではないと定義付けられ名称も妊娠高血圧症候群と改められたそうです。



妊娠高血圧症候群の症状が出やすいのは妊娠8ヶ月以降の後期で、約1割程度の妊婦さんが発症するようです。そして、妊娠中期などに早めに発症した方が悪化する傾向があり重症になると母子共に大変危険な状態になるようです。

原因については、未だにはっきりとわかっていなく妊娠にうまく対応できない人がなることが多いと考えられてるようです。

そして、糖尿病・高血圧・腎臓病の人・極端な体型の人・ハードな仕事やストレス、睡眠不足がある人・35才以上の高齢初産と15才以下の若年出産・多胎妊娠の人・初産婦、過去に妊娠中毒症だった人等が発症し易いようです。

うーん何だかなぁー。これに1つでも当てはまらない妊婦さんはいるのでしょうか?特に初産婦!!

ここからが本題です。
妊娠高血圧症候群について私の思う事をここでは述べたいと思います。ちなみに私は医師ではありませんので・・・個人的考えですよ。

妊娠高血圧症候群は原因不明と書いてありましたが、私の思うところ、筋肉に原因があると思います。

なぜなら、血圧とは、血管の中の圧力のことで、心臓から血管に送り出されてくる血液の量と、血管のしまり具合のことで、圧力が高ければ高血圧、低ければ低血圧となります。
その高血圧は血管が圧迫される訳ですから、何によって圧迫されるかというと筋肉です。
筋肉が萎縮するから血圧が上がる。皆さん全身に力を入れてみてください。ところによっては血管が浮き出るところありませんか?それは皮膚に近いから目に見えてるだけで、筋肉の中を通っている血管も同様に圧迫を受けているはずです。
(だから、怒りっぽい人には高血圧が多いのでは?)

ということで、高血圧は筋肉の緊張→血管の圧迫→血圧の上昇(高血圧)となります。

では何故、筋肉の緊張が妊娠時に起きるのでしょうか?
それは多分、出産に対しての不安やストレス、運動不足も原因だと考えられます。人間の体は不安やストレスを感じると余計な労力を使わないように血管を収縮させエネルギーを蓄えようとします。この繰り返しが知らず知らず筋肉を緊張させて疲れの取れない体に変わっていってしまいます。

そしてむくみは、高血圧の影響も受けますが、一番大きな原因は子宮の増大による血管の圧迫と同時に下肢の緊張も原因と考えられます。

下肢の主要な血流ポンプは脚の筋肉です。 この部分が硬くなると血流が悪くなり、余分な水分がむくみとして足に滞ってしまうのです。また、血流が悪くなると細胞代謝が衰えるので、冷えも生じてきやすいです。

女性にむくみが多いのは、男性に比べ筋力が弱く女性はポンプ作用も弱い。その為、静脈の流れも悪くなってむくみやすくなるのです。

特に結婚前や妊娠前まで立ち仕事をしていたり、ヒールのような踵の高い靴を常に常用していた方は、ふくらはぎに常に緊張を与え続けていたので、かなり筋肉が疲労しているはずです。
その証拠に立ち仕事の方が当院に来院され、下半身のチェックを行うと、力がうまく抜けない方が多いのも事実です。
自分では抜いているつもりなんだが実際は抜けていないという、自覚症状が無い。
これでは、疲労が溜まる訳ですよ。
そして、妊娠・出産に向かうわけですので、悪循環に陥り易いのは分かりますよね。

勿論、妊娠期においての高血圧・むくみは、筋肉の緊張だけが原因でなく、水・塩などの取りすぎでも、かなりの影響が出てきます。
以前紹介したこちらの記事も参考にしてみてください。

妊娠高血圧症候群について色々書きましたが、ご自身で運動等で筋肉を良い状態に保てる方は問題ないと思いますが、中には自力で出来ない方も多々いると思います。
その様な方はどうすれば良いかというと、体を出来る限りほぐしてもらってください。
整体・マッサージ等経験された方は分かると思いますが、終わった後はかなり血行が良くなります。
血行が良くなるということは、血液循環が良くなり血圧も安定してくるはずです。

実際、当院に来られている妊婦さんは、来院の目的は違うにしろ妊娠高血圧症候群になった方はいません。
以前こちらで紹介した、多胎妊婦さんも無事に臨月を迎え、先日、無事出産されたことだと思います。(只今、里帰りの為、連絡が取れません)

マタニティービクスも同様に、運動をすることにより、汗をかく・運動に集中をする・血流をよくする、そして、リフレッシュできるという考えがあるみたいです。
ただ、運動をするわけですから多少なりとも危険性がありますので、インストラクターの下で必ず行われます。

ちなみに、尿タンパクも血流に関係してるみたいです。血流が悪いと腎臓・心臓へ送り返される血液の量も減り、腎機能が低下して症状が現れるみたいです。また、むくみも腎機能低下でもおこります。説明してるとすごーーーーく長い記事になりますので省略します。

ということで妊娠高血圧症候群恐れる必要はないですよ。お近くの妊婦さん歓迎の整体・カイロで施術を受けてみてください。ただし、週3・4回受ける必要がありますよ。胎児の成長は早く、母体への影響も大きいですからね。今日調子よくても明日は調子悪いと日々変わりますよね。
だから、当院では、究極の価格でマタニティー整体を行っている訳です。誰も言ってくれないから自分で言いますが、ボランティアみたいなもんですよ。
ニーズが高くなればなるほど赤字になるなんてね。その為、人数制限をかけて赤字を免れているわけです。俺ってなんて優しいだろう。
妊婦さん対象に施術をしてくれるところ少ないですもんね。

「母が元気なら子供も元気」「子は親を常に見てます」その為に当院では母の応援をしますよ。

あっすんません。話がそれました。
妊娠高血圧症候群になる前に予防を!!なってからでは僕らでは何も出来ません。なぜなら、管理入院してしまうからです。その前に・・・

では












最新の画像もっと見る