タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

八幡浜の「びり鯛かまぼこ」

2023年12月13日 | 食いしん坊バンザイ

愛媛県の義妹夫婦から、地元特産の「じゃこ天」が送られてきました。秋田県の佐竹知事が「貧乏くさい」と発言し、全国的にも有名になったあの「じゃこ天」です。もっともあの一件以来、愛媛県内で「じゃこ天」を製造・販売する店舗では、秋田県からの注文が急増したらしいですけどね。

はい。こんな感じでクール宅急便で送られてきたのは、八幡浜市の谷本蒲鉾店の「”じゃこ天”詰め合わせセット」です。こりゃぁしばらく楽しめますね。また酒が進んじゃうな。体重を減らさなきゃならないのにね。

今回ボクの目を惹いたのは、セットの中にあった「びり鯛」と書かれた蒲鉾(かまぼこ)のパッケージです。なんだ?「びり鯛」って?って思っていましたら、女房がこれを見て「あら~!懐かしい!」と声をあげました。「この『びり鯛かまぼこ』、小さい時によく食べてたのよ!」

女房によると、子どもの頃に食べた蒲鉾と言えば、この「びり鯛」だったのだそうです。「普通の蒲鉾とは全然違うのよ」とのこと。へぇ~鯛の蒲鉾なのかな?

クール宅急便に同封されていたパンフレットには、次のような説明書きがありました。


「びり鯛」とは愛媛県南予地方の方言で、活きの良い魚がピチピチと跳ねる様を申します。「びり鯛かまぼこ」は地元で水揚げされた旨味と風味を兼ね備えた魚(エソ)を使用して作られています。「びりびり」とした独特の食感と、魚本来の旨味や風味が感じられる蒲鉾です。


なるほどね。「びり鯛」は鯛ではないんですね。で、早速かまぼこ板から取り外して夕食時にいただきました。

見た目は普通の蒲鉾とあまり代わり映えはしませんが…

わさびと醤油を付けて一口食べたら、あらびっくり。初めての食感、初めての味。いや実に美味い。こりゃぁ究極の蒲鉾ですね。蒲鉾を超えた蒲鉾って感じ。女房も「そうそう、これこれ!この味よ!懐かしい!」と、数十年ぶりに食べた故郷の味に感激していました。

八幡浜市の谷本蒲鉾店。HPもありました。ネット注文もできるみたいですね。興味のある方は、ぜひ注文してご賞味ください。

コメント (2)
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