長岡市立劇場で、劇団四季のファミリーミュージカル「ふたりのロッテ」の公演を観る機会を得ました。
まずは、なぜボクが主として子どもたち対象のミュージカル「ふたりのロッテ」を観ることになったのかを説明しますね。
3月に常勤の職場を退職したボクは「アイツは暇になったらしい」って思われ始めたのか、いろいろな役割を頼まれることが増えました。まぁ昔からさまざまなことに首を突っ込むのは嫌いな方ではないので、よほど嫌なこと以外はお受けするようにしています。そんな中に「長岡市の(行政的な)さまざまなサービス等を評価する」的な役割があり、イベントに一緒に参加させていただいたり、意見を述べさせていただいたり(年に数回ですが)しています。
この劇団四季「ふたりのロッテ」の観劇は、長岡市が市内の小学校6年生全員に「ホンモノに触れる熱中&感動体験を!」という趣旨で実施している取組で、長岡市が推進する「熱中!感動!夢づくり教育」の取組の1つです。会場の市立劇場大ホールには、市内の全小学校の6年生が「午前の部」と「午後の部」に分かれて参集していました。その会場の最後列で、市議会議員(文教福祉委員)や教育委員とともにミュージカルを見させていただいたというわけです。
ミュージカルの内容は、こんな感じです。劇団四季のWebサイトから引用しました。
ドイツの小説家エーリッヒ・ケストナー作「ふたりのロッテ」は、「子どもに読ませたい児童文学100選」に選ばれ、映画やアニメでも親しまれている世界的名作。劇団四季がファミリーミュージカルとして上演し、高い人気を誇ってきた本作を、今回約10年ぶりにお届けします。
離ればなれに暮らしていたふたごの姉妹が、力を合わせて困難に立ち向かい、家族の絆をとりもどそうとする、感動の物語。ふたりが奮闘する姿は、ユーモラスでありながら、切なる願いが胸を打ちます。家族、友だち、人とのつながり・・・「大切なものは何か」に改めて気づくはず。
ハラハラ・ドキドキのストーリー、心に温かく響くメロディ、ダイナミックなダンス。あっという間に物語の世界に引き込まれ、観た後はきっと、勇気と希望に満たされることでしょう。
いやぁ〜面白かった。さすがプロの演技やダンス、そして歌。すばらしかったです。小学6年生の子どもたちも、夢中になって楽しんでいましたね。自然と拍手が湧いたり、掛け声をかけたり、舞台を一緒に作り上げる役割もしっかり担っていました。
今回の観劇を機に演劇やお芝居に興味を持ち、その道に進む子どもたちが出てくるかもしれませんね。この長岡市の「子どもたちにホンモノ触れさせる」という取組、すばらしいな…と思いました。劇団四季のミュージカルを生で観るって、すべての家庭で個人的に経験させることは絶対に無理ですからね。ボク自身も、大いに楽しませてもらいました。
そんなわけで、ボクはこの1週間で「いびしない愛」と「ふたりのロッテ」の2つの舞台を生で観ることができたわけです。こんなこともボクの人生にとって初めの経験です。なんて文化的な生活なんでしょう!