タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

伊香保の石段と温泉まんじゅう

2024年12月28日 | 徒然なるままに

昨日は学生時代の仲間と伊香保温泉で宿泊付きの忘年会だったことを、昨日のブログの記事で少し紹介しました。今日はその続きです。

実は今回集まった5人の仲間の一人であるTくんは、今から10年ほど前に脳疾患を発症し、左半身に麻痺が残り車椅子で生活をしています。彼が家族以外のメンバーと旅をするのは、年に1回のボクらとの忘年会の温泉旅行のみ。奥さんの話では、彼は何よりもこの年に1回の集まりを楽しみにしているとのことです。

ただ、食事をするにしても、温泉に入るにしても、就寝の準備をするにしても、彼には少しの支援が必要なので、ボクらの忘年会の会場探しは「バリアフリー」が最優先の条件なんですよ。

今回の伊香保温泉旅行では、そんなTくんに「伊香保の石段の雰囲気を味わわせる」ということを他のメンバーで相談して画策しました。でも皆さんもご存知のように、「伊香保の石段」って、バリアフリーとは対極にあるような存在です。で、われわれは頑張りましたよ。

石段と並行して設置されている車1台がやっと通れるほどの急な坂道を、他の4人が交代で車椅子を押して登ります。1人ではとても厳しいので、ご覧のように「大きなカブ」状態です。12月の寒空の下ですが、汗をかくほどの運動量でした。Tくんを車に乗せて移動すれば簡単のように思うかもしれませんが、それでは「石段の雰囲気」は味わえない…というのがボクらのこだわりです(笑)。

はい。途中で横道から石段に戻り、伊香保らしい景色で記念撮影です。やったね。これぞ「伊香保の石段の図」です。いい記念写真になりました。後ろの4人は全員が汗ばんでいます。

実はこの石段の頂上にお目当てのお店がありましてね。「伊香保に来たらここに来なくちゃ!」という有名な温泉まんじゅうのお店です。

はい、勝月堂です。名物の「湯の花饅頭」をお土産に買うために、長い列に並びました。可哀想にメンバーの1人Hくんは、「俺は糖尿病なんでマンジュウは食えないんだよー!」と言いながら、家族へのお土産に買って帰りました。

ボクも妻へのお土産に、6個入りを「湯の花饅頭」を購入(この画像は吹雪の中を高速道を運転して帰宅した後のものです)しました。

うん。やっぱり勝月堂の「温泉饅頭」は美味いです。最高!

あっ、ちなみにこの会の次回幹事はボクに決定し、会場は新潟県内で行うことになりました。雪国開催なので、実施時期は3月(令和8年ですね)にするところまで相談して決定しました。みんな元気で再会できるといいね。乾杯ではなく献杯…なんてことにならないように、健康には気をつけましょう。

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