妻が2年前に退職した職場の友人たちとの飲み会で、その送迎の大任を仰せつかりました。駅前まで送っていく18時頃はまったく問題ないのですが、迎えに行く21時過ぎというのはボクも睡魔に襲われ始める時間帯です。もし寝過ごしたら既に終バスはなく、「わが家存続の危機」に陥る一大事に発展する可能性もありますので、絶対にこのミッションは完遂しなければなりません。(笑)
そこで今回も、妻を駅前に送った後は自宅に戻らず、映画館でのんびり映画を見る作戦にしました。シニア料金1300円で1人で映画を楽しむ。贅沢な時間の過ごし方です。実はボク、この機会を密かに楽しみにしているんです。内緒ですよ(笑)。
で、最寄りの映画館である「Tジョイ長岡」の上映スケジュールを確認したところ、18時30分〜21時30分までの時間帯に上映される映画が、3本あることがわかりました。
●「孤独のグルメ」:TVでも放映されている松重さんの食レポ映画
●「366日」:恋をした男女の20年間を描いた純愛ラブストーリー
●「アンダーニンジャ」:現代社会に潜む忍者たちの姿を描いた人気コミックの実写化
まぁボクもいろいろ悩んだのですが、「お気楽な時間を過ごそう」ってことでチョイスしたのは「アンダーニンジャ」です。「キンクダム」や「ゴールデンカムイ」で存在感のある演技をしている山崎賢人と、オジさんたちにも人気の若手美人女優・浜辺美波の共演映画です。
ストーリーはこんな感じ。
太平洋戦争終結後、日本へ進駐したGHQが最初に命じたのは「忍者組織の解体」で、すべての忍者は消滅したかのように見えた。だが、彼らは世界中のあらゆる機関に潜伏し、現代でも暗躍していた。忍者組織“NIN(ニン)”に所属する末端忍者(下忍)の雲隠九郎は、戦後70年以上にわたり地下に潜り続けている“アンダーニンジャ”の動きを調べる重大な任務を言い渡される。
まぁ「お気軽に時間をつぶす」っていう目的を達するのには、適した映画でした。主演の山崎賢人を始め出演者のアクションシーンは迫力があったし、浜辺美波も可愛かった。美波ちゃんのあの表情のシーンを見れただけでもよかったな。
ただ、この作品の監督は、福田雄一さんだったのですね。ボクは彼の独特の作風が実はあまり得意ではなくて、佐藤二郎やムロツヨシが登場する「福田ワールド」のシーンはやっぱり楽しめませんでした。「きっと原作を読んでいたらより深く理解できるんだろうな…」っていうシーンもありました。
まぁでも、大画面で迫力あるアクションシーンを見て、2時間ちょっとの時間を楽しめたわけなので、十分だったかな?と思っています。還暦を超えたジジイが1人で見る映画としては、「純愛ラブストーリー」よりも「アクション映画」でしょうしね。無事に妻の迎えも遂行でき、「めでたし、めでたし」でありました。
Tジョイは昨秋から2千円に上げてシニア割も
65歳からにしたので行き辛くなってしまいました。
原作のマンガも面白そうですね。読んでみようかなぁ…。
Tジョイ、そうなんですね。ボクはO-65なので関係なく見れていて、気が付きませんでした。