今年の「まちなかキャンパス長岡」の「まちづくり学科」の5回連続講座に、「建築のウンチク~長岡の戦後建築史」という講座があり、8月はじめから講座がスタートしています。
建築ってそんなに興味がある分野ではないのですが、「アオーレ長岡」とか「リリックホール」とか「ロングライフセンター」とか「北部体育館」とか、ボクにとって身近な長岡市の施設について「ちょっと知りたいな」って興味もあったので、5回シリーズのこの講座を受講することにしました。
その第1回目のテーマが「アオーレ長岡と隈研吾(くまけんご)」で、長岡造形大学の津村泰範准教授のお話を聞いてきました。隈研吾さんって言えば、前節の名古屋グランパスVsアルビレックス新潟のゲームが行われた国立競技場の設計者としても知られる、現代の日本人建築家の第一人者です。もちろんボクら長岡市民にとっては、シティホール「アオーレ長岡」の設計士としてもお馴染みの存在です。
講義の中で津村先生から、「隈研吾建築図鑑(画・文:宮沢洋:日経BP)」という書籍を紹介してもらったので、早速図書館に予約して借りてきました。
ボクが建築関係の本を図書館から借りるなんて画期的なことですが、「読む」っていうよりも「見る」「眺める」って感じで、隈研吾氏の設計したさまざまな建築物を堪能させてもらいました。
この本によれば、隈氏の設計した建築物には「びっくり系」「しっとり系」「ふんわり系」「ひっそり系」の4つのタイプに分類されるとのこと。国立競技場などは「びっくり系」、ボクらにお馴染みのアオーレ長岡は「ふんわり系」なのだそうです。
はい。これが「アオーレ長岡」の紹介ページです。筆者の宮沢氏による手描きのイラストや文章が、とても読みやすく親しみやすいです。
こんなふうに、隈氏によって設計された50の建造物がこの本には紹介されています。「この建物も実際に見てみたいなぁ…」なんて思ったデザインの建造物も、たくさん紹介されていました。「アルビのアウェイ観戦」に「隈研吾の設計した建造物めぐり」なんて付加価値をつけて、旅をするのも楽しそうだなぁ…と思いました。
で、今回の福岡遠征の旅先でも、隈研吾が設計した建物を見つけたんですよ。九州最終日に行った太宰府天満宮の参道の途中にあったこのお店です。
はい。スタバの店舗なんですけどね。木の使い方にアオーレ長岡との共通点も感じられる、まさに隈研吾スタイルです。お店の前で記念撮影をする観光客も随分いましたから、きっと人気のスポットなのでしょう。
長岡遠征は長岡駅前から歩いて10分のところにあるクックテール久保田さんでジャズライブを楽しむパターンと、リリックホールでコンサート、その後新潟県立美術館に寄って、リバーサイド千秋でショッピング、場合によってはTジョイ長岡で映画鑑賞…と言うパターンが多いですね。
この土曜日、クックテール久保田さんでカクテルを飲みながらジャズライブを楽しませてもらいました。クックテール久保田さんって音響的に凄く良いんですよね~。新潟県のジャズ喫茶の中では音響的にはベストだと思います。それに長岡のジャズファンは熱いんですよね~。少なくてもこの点では新潟市完敗ですね。土曜日のライブも凄く盛り上がりました。
ジャズライブの後、「わびすけさんで蕎麦を…」と思って探したんですけど、発見できず、電車で新潟市に帰る都合でそのまま帰宅となってしまいました。(無念)是非、再トライしたいですね。
暑さの為、流石に今は無理…って感じでしたが、暑さがある程度収まったらいよいよ八百政さん推しの「おすすめの蕎麦屋ラインナップへ」トライですね。とちぱるの蕎麦の美味さは衝撃的と言うか、今でも忘れません。また食べに行きたいですね~。
早速「隈研吾建築図鑑(画・文:宮沢洋:日経BP)」ポチさせていただきました。自分はすぐに読みたい本は書店で、そうでない場合は中古でアマゾン…と言うバターンが多いですね。くるの楽しみですね~。
自分は良くクラシックコンサートに行く方だと思いますけど、それぞれのホールの音響は無論ですけど、建築・デザインの面白さも楽しませてもらっています。
新潟市は合併のバーターだったのか、各区にやたら音楽ホールがあるんですけど、各ホール、音響、デザインそれぞれ違いがあって面白いですね。その影響もあって(?)新潟市大赤字みたいですけど…。
八百政さんには本当に感謝しております。これからもよろしくお願いします。
まちキャンの講座にはプロの建築(設計)関係者の方も何人か受講されていたのですが、講義後の質問タイムで隈氏の設計に対する批判的意見を述べられていたことも印象に残りました。なるほどなぁ…。