Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

寝物語古蹟國分橋 京都府

2014年08月02日 | 日記
寝物語古蹟國分橋 京都府


サポートが終了したパソコンを見限って、新しいパソコンを購入した。
慣れないセットアップに時間を要しブログの更新まで手が回らなかったのが本音。
もちろんパソコンの方のコントロールもまだ十分ではない。

さて.運動がてらウォーキングした京都府八幡市内の旧街道(東高野街道の一つと思う)の片隅に奇妙な文言の彫り込まれた石柱があるのに気がついた「寝物語古跡國分橋」とある。

掲載されているのかどうか半信半疑でネットを調べると出てきた。
國分橋は くにわけ橋とよぶらしい。隣接する村の境界線を決めるのに夜明けに双方の村から徒歩で向かい、出会ったところを境界線(国を分けるところ、そこにあった橋なのであろう。)としたとある。

伝承なのか、実際の話なのかネットでは分からない。


国境をめぐる話は今では世界各地であり、言い尽くせないほど報道されている。

この石柱に刻まれた文字は、伝承にしろ なにやら ほっとする話ではある。それで冒頭に寝物語と刻れているのかもしれない。

ちなみに京都府南部にはこのような石柱の道標、案内碑をいたるところで見かける。

江戸後期、博多織の販売で代を築いた三宅安兵衛が市民への恩返しとして莫大な遺産を息子清治郎に託しこれらの道標類を建立させていたことも併記してあった。

そういえば京阪牧野駅の東側にも安兵衛の石柱があり、淀川にあったとされる渡しの名前が刻まれている。

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