Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

ビール

2018年05月31日 | 日記
ビール


事をやっている間に水無月、6月となった。
間もなく梅雨入りとなることだろう。雨が多い月がなぜ水が無い月なのか興味ある方はネットで検索して頂くことをお願いする。

さて、ペリーが浦賀に来航(所謂、黒船来航)したのは6月、1853年、嘉永6年6月3日となっている。

翌年、日米和親条約が締結されているが、「喜んだペリーは船上パーティーを開催、日本側の官吏を招待し酒を接待した。」とKIRINのHPの「日本のビール歴史年表」に記載されている。
「土色をしたおびただしく泡立つ酒」が出されたとされ、要するに「ビール」が出されたと思われる。

 話を動画に振る。
大阪、全日空ホテル前、北新地の真ん中に建つ石碑「国産ビール発祥の地」である。仕事の途中でたまたま新地を通りかかり、何気なく気が付いた石碑がこれである。
 そもそも日本のビール発祥地は横浜とされ、現在のキリンビールの前身という話は、酒通の方にはよく知られているところである。
しかし、ネットで調べて見るとこのビールは外国人の手によるもので、日本人によって初めて本格的に生産されたのはこの動画の石碑に刻されているとおり、この地、大阪、堂島だったようである。
「渋谷庄三郎という先人が明治5年(1872)からこの地でアメリカ人技師の指導を受け、ビールの製造をはじめ、日本人の手で作った初めてのビール」と銘板にある。ぺりーがビールを初めてパーティーで出してから20年も経っていないことになる。
興味深い話がある。残念ながら流石の新しいもの好きの浪速っ子も、慣れないこの琥珀色の液体には「けったいな小便みたいな泡飲めるか!」と顔をしかめたという話がついている。
この「渋谷麦酒」は採算割れし、10年後に生産が中止されている。
明治維新という激しい変革の時代に新しい「もの作り」に大胆に関わり、頑張り抜いた先人には大阪が誇っていい人物ではないかと思う。この頃、ノンアルコールビールがよく飲用され、普通となっている。「こんな けったいな 水飴みたいな泡飲めるか!」と渋谷氏と西郷どんが言っているような気がする。



子供の日 淀川左岸

2018年05月05日 | 日記
子供の日 淀川左岸


 界の子供の日は6月1日が多い。

勿論、日本では5月5日が「子供の日」とされている。1956年(昭和31年)からに実施されているとのことである。
 朝日新聞によれば、今年、4月1日現在の日本の子供(15歳未満)の数は1553万人で、前年より17万人減り、1950年以降で過去最低となったとのこと。で、なんと37年連続の減少とあった。

 ピークだった1954年(昭和29年)の2988万人のほぼ半数。総人口に占める子どもの割合は12・3%で、世界でも最低水準とのこと。


 子どもの数が100万人を超えるのは東京都、神奈川県、愛知県、大阪府の4都府県のみのデータもある。

 全員が自動車好きの子供であって欲しいと今更ながらに思う。

 前を走る自転車の子供の動きは極めて俊敏である。淀川左岸の遊歩道は天気のせいもあり多くの子供達を見かけた。

「子供の日 淀の流れに 風走る」(柳子)

「風薫る 淀の左岸の 遊歩道 ペダルも軽し 子らの走りて」(柳子)

ベトナム穀倉地帯

2018年05月01日 | 日記
ベトナム穀倉地帯


ベトナム体験記Ⅱ

港からファイフォンまでバス移動となった。市街地を抜けると延々と田園地帯が続く。
勤勉性も、土壌もあり毎年、豊年だとバスガイドが説明していた。「日本では豊作貧乏というそうだがこちらも全く同じだ。」と。


さて、ベトナムの貨幣単位はドンである。
ドンを持って市街、人気の夜店での買い物となった。
円に換算する時、(値札、店員の指差しどおりの紙幣を出せばよいことではあるが)
どうしてもその商品の価値を知りたいことになり、やらなくてもよい円換算となる。

事前に教えてもらっていたのはドンの貨幣に表記されている貨幣単位の数字のうち、0を二つ取り、その1/2が円の価値となるとのこと。
やってみよう。次の貨幣は1000ドンである。この紙幣1枚ではチョコレート1箱も買えない。60枚は必要であろう。検証する。

 

この1000ドン 0を二つ取って、割る2で5円となる。(申し訳ないが計算式ではこうなる1000×(1/100)×(1/2)=5円)


続ける。
次の2000ドン紙幣も0を二つ取って、割る2で10円となる。




ところがこの計算式、買物用に換金し用意していたベトナムドン紙幣にそもそもなじみがないことから夜店での取引きではとても時間がない、結局、いろんな紙幣をカード式に両手に広げ、店番の老婦人に販売額分を抜いてもらうことになる。

日本に帰ってネットで調べて見ると日本人向きは換算方法がもう一つあると書いてあった。
こうだ。

「0を三つ取って、5を掛けたら円になる。」である。
1000ドン➩1×5=5円
2000ドン➩2×5=10円

20,000ドンであれば20×5の100円である。


この方法のほうが良かったかと今更ながら思うがまけてもらう必要のないほど、ベトナムは日本に比べ物価が安いと、どの商品をみても思った。
それと野菜、生鮮食品等の製品以外は中国製が多かったように思う。