第8回大阪モーターショーも間近に迫ってきた。最新鋭の夢のあるクルマに間もなくお目にかかれることになる。
東京上野 国立科学博物館を訪ねてきた。
東京~大阪間を40時間ノンストップで駆け抜けた実績を残し、1924年(大正13年)発売が開始された純国産車第一号車が展示されている。
三菱。創業の祖、岩崎弥太郎の母と兄弟であった祖父を持つ豊川順弥氏が作った『オートモ号』である。
Vehicle restorationではあるが現在も走行できるそうである。繰り返すがレストア••即ち復元であってコピー、模造ではない
基本スペックは、空冷直列4気筒OHVエンジン、943cc、9hp、重量は450kg、価格は2千円程度(勿論、当時の額面)、また、国産初の輸出自動車でもある。生産台数300台弱。塗装はよごれの目立たないグレー。
このクルマに現在の日本の基幹産業となった自動車の原点がある。
動画画面の中に無理やりゼロ戦を引っ張り込んだ。こちらも空冷、三菱重工業名古屋製作所で製造され、かつ、スバル自動車の前身、中島製作所でも今でいうOEM方式で製造された。
そんな思惑があったかなかったか私はわからないが絶妙配置、同じフロアに隣接してのレイアウトではある。
帰りの新幹線車内の電光掲示板に12月8日は戦前の日米開戦の日であったことに触れたニュースが流れた。
今日、我々は現代の技術が結集されたモーターショーを見ることが出来る。先人の辛苦は言い尽くせない。今回はそんな思いでもモーターショーに接してみたいと思う。
『激動の 昭和を知らず モダニズム
叩きし鋼(はがね)
今に残りて』(柳子)
それとメーカーではなく、ディーラーのカスタマイズワールドが今回初めて参加と聞いている。ちなみに今回のテーマは『人とつながる•社会とつながる•車はもっと進化する』となっている。
ところでコメントが随分賑やかですけれど、今回のモーターショー、見所はいったいどんなところですか?
いいですね!
しかも実動するとは、、、スゴイです。
以前に名古屋まで、ノスタルジックカーショーをクラブの皆さんと観に行ったことあります。
ノスタルジックヒーローと云う雑誌をご存知でしょうか?
その記者の方も来ておられました。
旧車のオーナーさんのメンテの方法なども聞けてとても勉強になったのを覚えてます。
古い車はそれなりの特別なメンテも必要で、オイルの粘度にしても、ガタ(バックラッシュ)をうめるために10W-50などの高粘度を使用するなど、大変みたいでしたが、その分、愛着も深まるのでしょうね。
OHVエンジンなんですね、、、
冷間時と熱間時ではバルブクリアランスも違うだろうし、OHCやDOHCと違い構造が簡単な分、アタリを出すのも大変なんでしょうね。
走る勇姿も観てみたいものです!!
オットーサイクルエンジンのオリジナルが展示されておりこちらの方にも感動しました。
東京大阪間を40時間かかったのにはビックリですけど、それだけ走り続ける事ができるのが素晴らしいですね。
今は ひかり なら2時間35分だけどその当時は早かったんでしょうね!それとノンストップはすごい。9馬力で箱根は越えられたのかな。