真珠子、2024年、辰年、年女。家族も4人が辰年という節目の年。
春に引っ越しをし、生活環境が変わり、心境の変化も
多々あった中、家のリフォームを機にフレスコ画に目覚めました。
壁に漆喰を塗る時に、半乾きの状態で着色していくと、1000年持つ絵画になるという、
それがあの有名な技法「フレスコ画」だと知ったのです。
私が初めて訪れた海外の地はイタリアのローマ、フィレンツェだったのですが、
そこで見た美しい宗教画の数々をわくわくと思い出していました。
あれは全部、フレスコ画だったな、と。
あの時は、描き方を知らなかったのですが、今、その面白そうな工程にどうしても抗えず、
好奇心のままに情報を集めながら、制作を続けていますと、目を疑うような資料が手に入りました。
澁澤龍彦著「黒魔術の手帳」によると、四世紀、エジプトでは宗教が迫害された時代、
司祭たちは自分の寺院を捨て、
流浪の旅に出ましたが、その時、持ち運びやすいように、
寺院の壁に描かれていた数々の教えを示した絵をくり抜いて、
小さなカードの形にして持っていくことを忘れなかったそうなのです。
それが現代に続く、タロットカードの源流説だということを知りました。
そして同じく、キリスト教繋がりの聖書が大量にグーテンベルク機によって刷られ
宗教戦争が起こった地、天草は真珠子の故郷であり、2017年に天草の特産品である
陶石を使用して制作した東京では初展示となる全長5m以上に及ぶ
焼き物タイル「アズレージョ」作品もやはり絵物語のように龍の背に乗って、
天草四郎、天正少年使節団、楊貴妃、
勝海舟、頼山陽、油すまし、林芙美子、木山弾正とお京の方などの天草に伝わる民話や
伝説などの物語を伝えています。
「壁」という当時のSNS的存在のシンクロに、改めて気が付かされた真珠子が
国境を越えた宗教や歴史、文化の「絵の伝言板」であった「壁画」という媒体を表現し、考察します。
真珠子の壁-龍の背に乗って-
神保町画廊にて展覧会開催
11月8日(金)~17日(日)
13時~19時 会期中無休
🖼️11/16 (土曜)「真珠子の壁」
個展会場にて🧑🎨
👘歌舞伎タロット講座🃏Vol.4
いよいよ「剣」の回🗡️
吉原で実際起こった吉原百人斬り事件を元にした歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべ さとのえいざめ)」
とタロットの謎を解き明かします🗡️✨🫀💖✨
時間:19:30〜(所要時間1時間半〜2時間)
場所:神保町画廊にて❗️
料金:オリジナルテキスト付き 3300円
タロットを知らない方でも、歌舞伎を知らない方でも一口で2度おいしい仕組みになってます🃏
ご予約はメール📩 yanncha69@hotmail.com にて承ります。
お早めにお待ちしております🙏
楽しみにしてるねーーー💖
神保町画廊サイト
https://jinbochogarou.com/?p=2238
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