皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
今日の沖縄は雨。予想最高気温は24度です。昨日は結局、午前中は雨でしたが午後から晴れ間が広がり、久しぶりの太陽を浴びました。風も北寄りに変わり、少し肌寒い感じでした。今日は一転、朝から雨です。新聞報道によると、沖縄地方の先月四月の降水量が平年の二倍もあったそうです。確かに前半は晴れの日が多かったですけど、後半はずっと雨が降ってましたから。でも、ダムの貯水率が回復してきているのはありがたいですね。では、本題へ。
風邪には感冒、副鼻腔炎、ウイルス性咽頭炎、急性気管支などの種類がある。
これらに共通するのは抗菌薬が不要ということ。
言い換えると、抗菌薬を飲んでも早く良くなることは無い、ということである。
このことをきちんと説明することが重要だ。
今回は、これらの風邪にかかったときに、患者さんに対して実際にはどう説明しているかをみてみる。
まず、感冒の説明である。
「今日、診察したところ、あなたの風邪はウイルスによる感冒と思います。
今のところ、抗菌薬の効かないタイプの感冒と思います。
抗菌薬ではなく、症状を和らげるようなお薬を出しておきます。
でも、ゆっくり休むのが一番の薬です。
たいていは、最初の2から3日が症状のピークで、あとは1週間から10日間かけてだんだんと良くなっていくと思います。
ただし、色々な病気の最初の症状が、一見風邪のようにみえることがあります。
また、数百人に1人くらいの割合で、風邪のあとに肺炎などの細菌による感染が後から出てくることがあります。
3日以上たっても症状が良くなってこない、あるいはだんだん悪くなってくるような場合、食事や水分が取れなくなった場合には、血液検査をしたりレントゲン写真を撮ったりする必要がでてくるので受診するようにしてください。」
以上です。
沖縄本島北部、金武ダム周辺の風景です。2024年4月上旬撮影。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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