総合診療医からの健康アドバイス

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日野原式頸回し運動とは

2016-11-24 09:37:59 | 日野原先生の教え

 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。今朝起きてみると、うっすら雪が積もっています。東京都心では11月の雪は実に54年ぶりとのこと。慣れない雪道にはどうぞお気をつけ下さい。転倒するとケガの元です。では日野原先生のインタビューです。

 

 

徳田:今日もよろしくお願いします。

 今回は若さを保つ運動法など教えてください。


日野原:聖路加国際病院の建物内では二階か三階くらいまでなら、なるべくエレベーターを使わず、階段を一段おきに上がっています。

 聖路加看護大学で三階の教室に行くとき、急いでパーッと上がると間違って四階まで行っちゃうことがあるの(笑)。


 それで、下半身の筋力維持には「スクワット」が最適です。

 椅子に座って、手を使わずに立ったり座ったりを10回ほど繰り返すだけでよいのです。

 朝晩やれば効果倍増です。


 私はまた、朝と夕に体操をします。

 腕立てを20回、スクワットを40回できるだけ速くやります。

 そして、若く見られるためには頸が大切です。

 肩を動かさないで、頸だけでさっと後ろを見ることができるように。

 「頸回し運動」はお風呂に入っているときにもやります。

 たとえば、振り返る時に身体ごと後ろを向くのは老化の最たるもので、頸だけスッと後ろを向けるようにならなきゃダメですね。

 毎日腹式呼吸で、吸う息と吐く息は1:2が基本で細胞を若返らせます。

 だから私は、うつ伏せ寝を勧めています。


徳田:ご指導ありがとうございます。

 運動で筋力をつける場合、下半身の鍛錬が重要ですよね。

 大腿四頭筋は体内で最も大きな筋肉ですから、この筋肉を鍛えると、全身の筋力がアップしやすくなりますよね。

 また、次回もお願いします。

 

 

 

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