皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。今朝起きてみると、うっすら雪が積もっています。東京都心では11月の雪は実に54年ぶりとのこと。慣れない雪道にはどうぞお気をつけ下さい。転倒するとケガの元です。では日野原先生のインタビューです。
徳田:今日もよろしくお願いします。
今回は若さを保つ運動法など教えてください。
日野原:聖路加国際病院の建物内では二階か三階くらいまでなら、なるべくエレベーターを使わず、階段を一段おきに上がっています。
聖路加看護大学で三階の教室に行くとき、急いでパーッと上がると間違って四階まで行っちゃうことがあるの(笑)。
それで、下半身の筋力維持には「スクワット」が最適です。
椅子に座って、手を使わずに立ったり座ったりを10回ほど繰り返すだけでよいのです。
朝晩やれば効果倍増です。
私はまた、朝と夕に体操をします。
腕立てを20回、スクワットを40回できるだけ速くやります。
そして、若く見られるためには頸が大切です。
肩を動かさないで、頸だけでさっと後ろを見ることができるように。
「頸回し運動」はお風呂に入っているときにもやります。
たとえば、振り返る時に身体ごと後ろを向くのは老化の最たるもので、頸だけスッと後ろを向けるようにならなきゃダメですね。
毎日腹式呼吸で、吸う息と吐く息は1:2が基本で細胞を若返らせます。
だから私は、うつ伏せ寝を勧めています。
徳田:ご指導ありがとうございます。
運動で筋力をつける場合、下半身の鍛錬が重要ですよね。
大腿四頭筋は体内で最も大きな筋肉ですから、この筋肉を鍛えると、全身の筋力がアップしやすくなりますよね。
また、次回もお願いします。
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