米軍基地による騒音汚染

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り。予想最高気温は21度です。今年の漢字が「令」になりました。予想はしていましたが、和、かなとも思っていました。今年もあと二週間ちょっと、全然実感がないですね、やはり気温のせいでしょうか、実はまだ布団を出していません。タオルケットと毛布でしのげています。暖冬ですかね。では、本題へ。

 

 

　騒音がもたらす健康被害は軍事基地周辺が最も深刻となる。

 

 

　米軍嘉手納基地の航空機騒音による心筋梗塞や脳卒中で、毎年４人が死亡しているとの推計結果も出ている。

 

 

　騒音で心筋梗塞や脳血管障害に罹患している患者も毎年３０人に上るのだ。

 

 

　夜間騒音が原因で、軽度以上の睡眠障害に罹患している嘉手納飛行場周辺の住民は約１万人いるとも算出されている。

 

 

　過去の騒音による高血圧の住民は千人いると見積もられている。

 

 

　騒音汚染の専門家である北海道大学の松井利仁教授は「戦後７０年が経過したことを考慮すれば、単純計算で約３００人の命が失われたことになる。大規模な公害病だ」と述べている。

 

 

 

　米軍嘉手納基地の周辺住民が起こした嘉手納基地爆音差し止め訴訟で、松井教授から上記の推計結果が提出されている。

 

沖縄本島南部、地元南城市の海岸です。左側のフェンスの向こうは与那原町です。

 

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