総合診療医からの健康アドバイス

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夜間の騒音による高血圧

2019-12-12 11:47:08 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 今日の沖縄は快晴。予想最高気温は22度です。不便。いつもお世話になっておりますこのgooblog。何の前触れもなく、レイアウトというか、エディターが変わって、使いにくいです。前のやつに変えてほしいですね。とても面倒です。しかしよく晴れています。気分転換にドライブでも行きたいですね。では、本題へ。
 
 

 夜間の騒音は睡眠を妨げる。
 
 
 睡眠の質を下げ、睡眠負債を増やす。
 
 
 夜間の騒音により、睡眠開始時刻は遅れ、覚醒時刻は早まるのだ。
 
 
 睡眠の深さは浅くなり、途中覚醒が増えていく。
 
 
 長期化することによって、日中の活動でのパフォーマンスは低下し心臓血管の機能も悪化していくのだ。

 
 
 夜間の騒音に長期間曝露された人は高血圧のリスクが高くなる。
 
 
 通常、人間は夜になり睡眠を取ると、交感神経の活動が下がり、副交感神経優位となる。
 
 
 モーニング・ディップと呼ばれる、血圧が明け方には下がる現象があり、心臓血管系の機能をリセットする働きがある。
 
 

 様々な疫学研究により、睡眠中の騒音曝露と高血圧の発症にリンクがあることがわかってきた。
 
 
 睡眠中に窓を開けていたり、寝室が大きな道路に面していたりするような場合に、高血圧の患者さんを数多く認める。
 
 
 高血圧を持つ人は、ぜひ睡眠時の環境を一度見直してほしい。

 

水は大切ですね

 

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