急性の下痢症

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り時々雨。予想最高気温は27度です。今日と明日は雨模様ですが、明後日からは晴れ間が広がり、日曜日くらいまで晴れるようです。まだまだ梅雨入りは先ですね。そのほうが涼しくていいです。しかし、最近沖縄自動車道での事故が多いですね。所用で北部に行く時には利用させて頂いておりますが、まあレース場かと間違えるほどスピードを出す車が多いです。こちらは制限速度の80km/hで走行している横を恐ろしい速度で抜いていく車がいます。気を付けます。では、本題へ。

 

　次は急性下痢症です。

　多くの場合で、これも抗菌薬が不要な状態。

　では、患者さんに対する説明例をお示しする。

　急性下痢症で抗菌薬が要らない状態と思います。

　もしこのような場合に抗菌薬を飲むと、腸の中の善玉菌も殺してしまいます。

　そのために、かえって下痢を長引かせる可能性もあります。

 

　脱水にならないように水分をしっかりとるようにすると良いでしょう。

　水分は１度にたくさん飲むと吐いてしまうかもしれませんので、少しずつ飲むと良いでしょう。

　下痢として水分が体の外に出てしまった分を、口から補うような感じです。

　また、下痢をしているときは、胃腸からの水分吸収が落ちているので、単なる水よりも少し糖分と塩分が入っているものの方が良いと思います。

　食事を食べることができるようでしたら、お粥に梅干しを入れて食べてみると良いと思います。

 

　一般的には、吐き気は１から２日間位で収まってきます。

　下痢は最初の２ないし３日間がひどいと思いますが、だんだんおさまってきて１週間前後で治ることが多いです。

　家族の人に移さないように、トイレの後の手洗いをしっかりすることと、タオルは共用しないようにしてください。

 

　便に血が混じったり、お腹がとても痛くなったり、高熱が出てくるようでしたら、急性の下痢症以外の病気の可能性も　考えますので、再受診してください。

　また、水分が飲めない状態でしたら点滴が必要となりますのでそのような場合にもすぐに受診してください。

　説明でハッキリしない点がありましたらどうぞ質問してください。

　以上です。

 

 

　

　沖縄本島北部、金武ダム周辺の風景です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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