弁護士法人四谷麹町法律事務所のブログ

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整理解雇の有効性を判断する際の考慮要素

2013-08-07 | 日記
整理解雇の有効性は,どのような要素を考慮して判断されますか?

 整理解雇については,一般に,
① 人員削減の必要性
② 解雇回避努力
③ 人選の合理性
④ 手続の相当性
の4要素を考慮して,客観的に合理的な理由を欠き,社会通念上相当であると認められない場合に該当するかどうか(労働契約法16条)が検討され,その有効性が判断されることになります。

弁護士法人四谷麹町法律事務所
弁護士 藤田 進太郎

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整理解雇の特徴

2013-08-07 | 日記
整理解雇の特徴を簡単に教えて下さい。

 業績不振による事業場閉鎖,企業経営の合理化等,会社の存続を前提としつつ経営上の理由から人員削減を行う整理解雇は,労働者には必ずしも責任がないにもかかわらず行われるものであることもあり,有効な整理解雇を行うことは通常の解雇以上に難しくなっています。

弁護士法人四谷麹町法律事務所
弁護士 藤田 進太郎

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