風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

F1 ドイツGP

2012-07-24 07:25:00 | F1レース
F1の感想を少し。
レースのリザルトも含まれます。
まだ録画を見ていない方はスルーしてくださいね。








間をあけてと(笑)。

まずは、アロンソくん、ドイツGP優勝おめでとう!
すごいドライバーだと思います。
すごすぎて、マッサがダメダメなドライバーに見えます。
でも、素人意見ですが、おそらく他のドライバーが乗っても、
マッサと同じくらいしか走れないような気がしています。

マッサは決して下手なドライバーではありません。
今年のフェラーリで勝てるアロンソがすごすぎるんです。

おそらくマッサは「条件が整えば勝てる」ドライバーで、
そういうドライバーは他にも何人かいるでしょう。

アロンソは「条件が不利でもそれを跳ね返して勝てる」ドライバーで、
これはF1の歴史上でもそうたくさんはいないと思います。

フェラーリに来てくれてありがとう、フェルナンド!
願わくば、来年はもっと強いマシンが与えられますように!
しかし、劣ったマシンで今年チャンピオンとったりしたら、
それはそれですごいことですよね。
そういうのも見てみたい気がします。

それから、カムイくん、4位入賞おめでとう!
ずっと応援していたので、とてもうれしく思います。
予選順位が7位以内くらいだったら、絶対に表彰台でしたよね。
いや、タイムを計算したわけではありませんが、
感覚的にそれくらい本番レースは素晴らしかったと思います。

ハード側のタイヤでスタートし、ピットインのタイミングをずらし、
後半にソフト側で追い上げるのは、一昨年鈴鹿で大成功した作戦ですよね。
ソフトでスタートするドライバーが多い中、
独自のスタイルを貫いていて、おもしろいな~と思います。
今回結果が出たわけですから、意地でも続けていたら、
予選の順位しだいでもっといい結果が出そうな気がします。
ペレスに負けるな!! 誰に負けてもペレスに負けてはいけない!!
チームメートを圧倒しないと、トップチームから声はかかりません。
もっとすごいドライバーになってくれることを祈りながら、
これからも応援しようと思います。

F1もいよいよ後半戦。
また次のグランプリも楽しみです。


古い写真ですいません(笑)。




BS実況

2012-03-20 11:55:00 | F1レース
今年からF1の地上波放送がなくなり、
BSフジで中継されるようになりました。

「どんなんかな~?」と思っていましたが、
非常に落ち着いた雰囲気で放送されていて、
アナウンサーが無駄に絶叫することもなく、
僕としては好感が持てました。

昔のNHKのラリー中継に近い感じですかね?(笑)
とにかく、F1中継に無意味なフレーズや絶叫は不要です。
僕はレースの様子をじっくり見たいので、
必要な情報をタイミングよくアナウンスしてくれて、
そこに専門家のしっかりした解説があれば、
それで十分なんです。

ただ、日本人選手のインタビューくらいは挿入してほしかったかな。
そのへんを補ってもらえたらいいな~と思います。

しかし、フェラーリが心配だ……。
早くマシンをアップデートしてくださ~い!



いいのか悪いのか

2011-05-12 07:08:00 | F1レース
今年のF1レースについて、ちょこっと素人意見を書きます。

今年は本当にオーバーテイクが激増して、レース展開がおもしろくなりました。
というか、レースの状況がどうなっているのか、
テレビで観ていて把握しにくいくらいの乱戦が続いています。

それはいいことだと思うのですが、少々疑問もあります。
それは「DRS」という新しいシステムについてです。
リアウィングを可変式にして、ストレートスピードを伸ばす、
という機能自体は面白いと思います。
問題は、接近する2台がストレートを走行中、
後ろのマシンだけがDRSを使える、というルールです。

もちろんそのおかげでオーバーテイクできるわけですが、
「それって腕前の違いでもマシンの違いでもないやん。
後ろのマシンは自動的に前のマシンを抜いてもいいよ、
というルールでオーバーテイクさせてもらっているだけやん」
などと思った僕は、間違っているでしょうか?

これって、レースの意義の根幹を揺るがしているように感じられます。
マシンの開発力とドライバーの腕前とチーム戦略で戦うのがF1だと、
僕はずっと思っていました。
しかしDRSの「使用制限ルール」は、
それらすべてを無視しているように思われてなりません。

性能が劣るマシンでも、ドライバーの腕前と勇気でブレーキを遅らせて、
コーナーの突っ込みでインを取る姿に、僕は感動を覚えます。
そういうシンプルなドッグファイトを観たいのです。

それから何と言っても今年はピレリタイヤがレースを面白くしています。
今から思えば、ブリヂストンタイヤは性能が良すぎたんですね(笑)。
ソフトタイヤはちゃんと短い周回でグリップダウンしないといけなかった気がします。
DRSもオーバーテイクが増えた原因ですが、
ピレリタイヤもオーバーテイクをかなり増やしていますよね。
タイヤ交換したばかりのマシンは、タイヤがへたったマシンを抜きやすいですからね。

タイヤに関しては、基本的には全車が同じ条件で戦っているので、
いつ、何回交換するのかというチーム戦略と、
グリップダウンしていくタイヤでいかに戦うか、というドライバーの腕前が試されます。
これはいいことではないでしょうか。
ただ、ピットインが多すぎるのは、もうちょっとなんとかしてほしいですね(笑)。
使用本数の制限によって、予選でタイヤを使ったチームが不利になるのも、
ちょっとどうかなという気がしています。

しかし、しかし!
今年のカムイ選手の活躍が、大拍手ものであることは間違いありません!
今のザウバーのマシンで望み得る最高の結果を出し続けられるのは、
カムイ選手の一流の証しではないでしょうか。
そろそろトップチームから声がかからないかな、と期待しています。
将来が本当に楽しみです。

あとはフェラーリの復活を待つばかり……、です……。




終戦

2010-11-17 09:14:00 | F1レース
F1グランプリ、2010年の戦いが幕を閉じました。
フェラーリファンの僕は、アロンソのチャンピオン獲得を信じて応援していましたが、
結果はご存じのとおり、一昨年のマッサに続いて、
最後の最後で、チャンピオンの夢が手の平からこぼれ落ちてしまいました。

今回改めて、勝負は守りに入ったらいけないのだと思い知らされた気がします。
おそらくフェラーリのスタッフやアロンソは、
予選三位でウェバーより前のグリッドを獲得した時点で、
「これはいける。決勝でもこのポジションを守ればいいんだ」
と考え、油断とはいわないまでも、ちょっとした安堵感を持ったのではないでしょうか。
そして、慎重にいこうとしすぎた気持ちがスタートの失敗を呼び、
さらにウェバーに合わせて早めにピットインするという判断に表れたのでしょう。

あそこでもっと攻める気持ちを持っていたら、
スタート直後に厳しくインをついて順位を上げたり、
ソフトタイヤで粘れるだけ粘って、少しでもタイムを稼ごうとしたはずです。
結果を恐れず、最後まで攻め続けたフェテルにチャンピオンの座が転がり込んだのも、
必然といえば必然だったような気がします。

ライコネン以降、フェラーリドライバーはチャンピオンを獲得していませんが、
それでも、レッドブルより性能の劣るマシンでここまでやれたのは、
やはりアロンソの力であることは間違いありません。
マシン開発に失敗しない限り、来年もチャンピオン争いをしてくれるでしょうから、
今から楽しみに待ちたいと思います。


ところで話題は変わりますが、
もしかすると、ロメオくんに初めてのトラブルが発生しているかもしれません。
「かもしれない」と書いたのは、まだ症状をはっきりと確認できていないからです。

その症状というのは、エアコンの温度設定を高温側に上げているのに、
どうも涼しい風が出ているような気がするのです。
外気温との関係もあると思うので、また改めて確認するつもりですが、
おそらく温風が出なくなっていると思います。

こんな症状を体験された方はいらっしゃるでしょうか。
そのうちショップに持ち込もうと思っていますが、
この秋はなんだかんだと忙しくて、
ほとんどクルマに乗る時間がつくれておらず、
もう少し先になりそうです。
なんとかご機嫌を直してほしいのですが(笑)。





大興奮!

2010-10-11 21:07:00 | F1レース
昨日のF1日本グランプリにおける小林可夢偉選手の走りには、
久々にたいへんな興奮を味わいました。
テレビ中継を観ながら、「すげーっ!」「うぉーっ!」と、
何度も叫び声をあげてしまいました(笑)。

鈴鹿サーキットのヘアピンの突っ込みで、
ギリギリのギリギリのギリギリまでブレーキを遅らせて、
前走車のインに飛び込むだけなく、
なんとアウトからも豪快なオーバーテイクを見せてくれました。
まるでジル・ヴィルヌーヴを彷彿とさせるファイターぶりでした。

さらに感心したのは、ほとんどのマシンがソフトタイヤでスタートしたのに対し、
可夢偉選手はハードタイヤでスタートし、燃料が軽くなる後半でソフトタイヤを使い、
自己ベストタイムを次々と更新しながら、終盤にかけて追い抜きまくったことです。
こういうタイヤの使い方のアイデアも、功を奏したのだと思います。
もちろん、後半で追い上げることをねらって、そのように戦略を練ったのでしょう。

テクニック、戦略、勇気、闘争心など、
すべての要素が全ドライバーの中でトップクラスだったと思います。
近年の多くのF1ドライバーは、
「このサーキットはオーバーテイクできる場所がない」
というセリフをよく口にしますが、
性能が劣るマシンでオーバーテイクしまくった可夢偉選手を見たら、
これからはそんな言い訳はできなくなるのではないでしょうか。
少なくとも昨日、鈴鹿で可夢偉選手のように走ったドライバーは、
画面で見る限りはいませんでした。

可夢偉選手は、まだ伸び盛りの24歳!!
将来が本当に楽しみです。
来年もザウバーで暴れまくったら、
再来年はトップチームに入れるかもしれません。
そうなると、日本人初優勝、そしてチャンピオン獲得も見えてきます。
そんなことを想像してしまうくらい、日曜日の可夢偉選手の走りは光っていました。

日本で初めてのF1レース開催以来34年、
尊敬する中嶋悟さんのF1挑戦以来23年、
ついにこんなすごい日本人ドライバーが出現したのか~と、
感慨にふけっています(笑)。