風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

ラリーマシン!

2009-09-30 17:48:00 | スポーツカー
四国自動車博物館の続きです。
今回はラリーマシンを掲載します。


フォードRS200。形は記憶にありましたが、
どんなモデルだったのかはあまり覚えていませんでした。
立て札の説明によると、グループB時代につくられたものの、
デビュー後半年ほどでグループBが廃止されたため、
未勝利に終わった悲運のマシンだそうです。

怪物マシンがSSを飛ぶように走っていたグループB時代って、
ものすごく迫力がありましたよね。
確か死亡事故が発生して、危険すぎるということで廃止されました。


フィアット131アバルト・ラリー。
こんなセダンボディをここまでカッコよく仕上げられるイタリア人のセンスには、
まったく脱帽せざるを得ません。
さすがはミケランジェロを生んだ国ですね(笑)。


ランチア・ストラトス。
子どもの頃、F1を知った後で、ラリーという競技があることを知りました。
その当時、ランチア・ストラトスは無敵のチャンピオンマシンでした。
以来、「ラリーといえばランチア、ランチアといえばラリー」
という意識が植えつけられました。


クルマのデザインについて、
例えばミニ・クーパーSやフィアット500アバルトなどのように、
「かわいい」と「カッコいい」は両立できると思います。
でも、ランチア・ストラトスのように、
「ヘンテコ」と「カッコいい」が両立している例は、珍しい気がします(笑)。
この「寸詰まり」具合は、どう考えても変に思えるのに、
どこからどう見ても「カッコいい」と感じられる、とても不思議な造形です。


ランチア・ラリー037。
これもストラトスと並んで大好きな憧れのマシンです。
マルティニ・カラーが決まりすぎています。
四駆全盛時代に、あえてミドシップの二駆で勝負したところが男らしいのです。


ランチア・デルタS4。
でもやっぱりデルタからは四駆になったわけですが(笑)、
デルタS4はスーパーチャージャーとターボチャージャーを両方備えた、
怪物中の怪物でした。
初めて映像で見たとき、この形で本当に飛ぶように走っていました。
すごいという以上に、鬼気迫るような雰囲気があったと思います。

この後のグループAのデルタも、カッコよくて好きですが、
迫力では、やっぱりS4に軍配が上がるでしょうか。



2009-09-28 11:24:00 | スポーツカー
ついにやってしまいました。

何をやってしまったのか、詳細は追々お話ししていきたいと思います。

ひとまず、ヒントというか、ほとんど答えのようなものですが(笑)、

今日は写真を一枚貼るだけにしておきます。

まだ現物は手元にありません。

ドキドキしながら納車を待っているところです。





狼世代

2009-09-26 09:49:00 | スポーツカー
四国自動車博物館の続きです。
つべこべいわずに、写真中心にアップします(笑)。

今回は、スーパーカーブーム世代直撃の名車たちです。


泣く子も黙るランボルギーニ・カウンタック!
個人的には、いかついオーバーフェンダーやウィング付の
5000クワトロバルボーレが好きなのですが、
すっきりとした初期のLP400もいいですね~。
こっちのほうがより宇宙船っぽい雰囲気かもしれません。

ちなみにカウンタックを展示する際には、シザードアを開けておくというのが、
法律で決められているそうです(もちろんつまらない冗談ですよ(笑))。


ディーノ246GT。自動車史上最も美しいクルマの一台と断言しても、
おそらくそんなに反論はされないのではないでしょうか。
一回でいいからステアリングを握ってみたいものです。

この個体は、アクシデントで損傷したものをオーナーの方がレストアされたそうです。
その際、ボディを半分くらいアルミに変えて200キロ軽量化しているとのこと。
バンパーレスで、魚のヒレのような小さなリップスポイラーをつけているところが、
なかなかキュートですよね。


もう一台、黄色いディーノがありました。
フェラーリというと「赤」のイメージが強いと思いますが、
ディーノの黄色はめちゃめちゃハマっています。
これは屋根が外れるGTSですね。
こんなクルマでオープンエアドライブを楽しめたら最高でしょうね~。


フェラーリ308GTB。
この個体は、希少な初期のファイバーグラスボディ仕様だそうです。
個人的には、後継の328よりも、
ノーズのデザインがシャープな308のほうが好きです。
あ、でも乗せてもらえるならどっちでもOKですけどね(笑)。


さて、地中海側から大陸を横断し、ドーバー海峡を渡って英国にやってきました。
永遠の名車、ロータス・ヨーロッパ・スペシャルです。
マンガ「サーキットの狼」で、主人公の風吹裕矢が乗っていたことで、
このクルマの存在を知りました。
たとえ非力なエンジンでも、つくり方次第で魅力的なスポーツカーになる、
という「永遠の真理」を教えてくれたクルマだと思っています。


大好きなので、もう一枚。このテールのデザインがたまりません!


ジャグワーEタイプ・シリーズ1。
マンガ「GTroman」に、「通の人はジャグワーと呼ぶ」と書いてあったので、
なるべくジャグワーと発音するように心がけています(笑)。
でも、ジャグワーにはそれほど詳しくありません(泣)。
ディーノとは全然雰囲気が違いますが、これもまた美しさにおいて、
自動車史上かなり上位にランクされることでしょう。
Eタイプも確か「サーキットの狼」に出ていたと思いますが、
どういう役回りだったかは記憶にありません。

長くなりましたので、続きはまた日を改めて掲載します。



龍馬の故郷にて

2009-09-24 14:36:00 | スポーツカー
シルバーウィークに、南国土佐までドライブに行ってきました。
そして、桂浜に立っている坂本龍馬の銅像に会ってきました。
海を見つめる龍馬の精悍な顔つきを見て、
昔読んだ小説「竜馬がゆく」を思い出しました。



おっと、高知に行ったのは、龍馬像を見るためだけではありません。
以前ネットで見つけて、ずっと行きたいと思っていた、
「四国自動車博物館」を訪ねるためです。

地図を見ながら探し当て、建物内に入ったら、
受付の前でいきなりフェラーリF1マシンが出迎えてくれました!



ゼッケン27(!)に興奮しながら、マジマジと見つめましたが、
何年に誰が乗っていたマシンなのか、まったく思い出せません。
「う~ん、これっていつ頃のマシンだっけ? ドライバーの名前も入っていないし、説明を書いた札もないし……、形的にはターボ時代後期に近いような……、まぁ、帰って写真を見ながら確認しよう」
と思い、とりあえず数枚撮影しておきました。

ところが、自宅で手持ちのフェラーリF1の書籍を隅から隅まで見ても、
これと同じ形のマシンなどどこにも載っていません。
おかしいと思い、ネットで調べてみたら、どうやら偽物というか、
ジョークで別のフォーミュラ・マシンをフェラーリ風に塗装したもののようです。
わかった途端、ちょっと疲れを覚えました(笑)。

とにかく、気を取り直して館内の展示車両を紹介していきましょう。
一度に載せるには台数が多いので、何回かに分けて掲載しますね。
まずはアルファロメオから。


ALFA ROMEO Giulia TZ1。1962年のモデルだそうです。
顔がフェラーリ250GTOに似ている気がしますが、
サイズはこちらのほうがかなり小さいですね。
生産台数100台の希少なマシンだそうですが、
それが新車みたいに輝いていることに何より驚きました。
ここの展示車両は、レストアにたっぷり手間ひまをかけているようで、
本当にどれもこれもピカピカでした。


1300GTAのレーシングバージョン。膨らんだフェンダーが迫力ありますね。
いわゆる「モンゼリオ」チューンで、本物のチャンピオンマシンだそうです。
こんな貴重なマシンを見ることができて、とても幸せでした。


これまた希少なジュリエッタ・スパイダー・ヴェローチェ。
一度だけ名神高速を走っているのを見たことがあります。
けっこう若い人が乗っていて、「やるなぁ」と感心しました。
調子を整えて維持するだけでも大変なのではないかと思います。


ご存じ、かつてDTMで大活躍した155V6Ti!!
僕の中では、四国自動車博物館のメインディッシュの一つです(笑)。
雑誌のオートスポーツを毎号買って読み漁っていた頃、
メルセデスをぶっちぎる155の写真を見て、
あまりのカッコよさにしびれたものでした。
なんとこの個体は、アレッサンドロ・ナニーニが乗っていたマシンだそうです!
そんなわけで、もう一枚写真を載せてしまいます。



う~ん、やっぱりカッコよすぎます!
昔雑誌で見ていた憧れのマシンを生で見られて、大興奮しました。

写真の左端に、何かのノーズが見えていますが(笑)、
これはまた日を改めて掲載することにいたします。



レッドブルF1・デモランat大阪城公園

2009-09-19 21:24:00 | F1レース
本日、レッドブルF1のデモランを見に、大阪城公園まで行ってきました。
F1のこうしたイベントが開催されるのは、西日本では初めてなんだそうです。
ドライバーはなんと、デビッド・クルサードでした!

今回は文章は少なめに(笑)、写真メインでいきます。
ちなみにトリミングは一切していません。
デジタル一眼レフの標準ズームで写したそのままです。

まずは、レッドブルのマシンが爆音とともに登場!!


頑張って最前列を確保したかいあって、マシンに手が届きそうです!


目の前をF1マシンがっ!! 轟音と姿だけでなく、匂いまで感じました!


砂を巻き上げながら、あっという間に通過していきました!


直線コースを4往復ほどした後、僕の目の前に停車しました!!
貴賓席の真向かいにうまく陣取れたのが幸いしましたね~。


クルサードがマシンを降りてきました。背ぇ、高っ!!(笑)


おぉっ、こっちに近づいてきました~っ!! めっちゃ接近遭遇です!!


ラッキーなことに、サインをゲットしましたっ! でも全然読めません(笑)。


マシンを停めたあと、メカニックはずっと送風機でラジエーターを冷やしていました。


デジカメのスポーツモード(連写)で撮りまくっていたら、
知らないうちに300枚くらい写していました(笑)。
なかなかこういう機会はないので、今日はとてもいい体験をしました。