風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

若者のクルマ離れ?

2010-05-27 13:43:00 | クルマ雑感
「若者のクルマ離れ」について、
Twitterで少しつぶやいたことを、
改めてまとめておこうと思います。

以前、NHKのテレビ番組で、若者の「草食化」をテーマに、
ゲストや一般参加者が討論していた中で、「クルマ離れ」の話題も出ました。
そのときある若者が、
「そもそもクルマを好きでないので、離れたという意識はない」
という意味の発言をしていたのを聞いて、僕はハッとさせられました。

確かに、離れるためには、一度は近づいておく必要があります。
最初から遠くにあるものから「離れた」とは通常言いません。
例えば僕自身が、過去に好きだったものへの興味を失ったら、
それは「離れた」ことになりますが、最初から好きでないものに対して、
赤の他人から勝手に「離れた」と評価されたら、
「いやいや、別に最初から好きではないので」と反論したくなります。

どうやら「若者のクルマ離れ」という表現自体に、少し無理があるようです。
我々40代に比べて、今の20代の人たちに占める「クルマ好き」の割合は、
実際に下がっているのでしょう。しかし、その統計データをもって、
「若者がクルマから離れた」と言うのは、少し筋が違うと思うのです。
その意味で、僕ら大人は若者に謝らないといけないのかもしれません。

ではなぜ、クルマ好きの若者は少なくなったのでしょうか。
魅力的なクルマが減ったから、関心を持てなくなったのでしょうか。
それとも若者がクルマに関心をもたなくなったから、
魅力的なクルマをつくり続けられなくなったのでしょうか。
あるいは、クルマそのものが、歴史的に旬を過ぎてしまったのでしょうか。
少子化で若者が減っているうえに、クルマ好きの割合が下がったら、
メーカーとして商売が成り立たなくなってしまうのは自明の理と言えます。

モータリゼーションからエコロジーへと時代は変わり、
肉食系から草食系へと若者の傾向が変わり、
クルマ以外にも楽しい遊びがたくさん増えるなど、
世の中の価値観はどんどん変化してきました。
そうした中で、クルマ好きの若者が減ってしまったのは、
やはり時代の流れ、社会の変化と言わざるをえないのでしょうか。

それでも、僕自身はどんな形ででもクルマを楽しんで人生を過ごしたいですし、
若い人たちにもクルマの楽しみを知ってもらいたいと願っています。
こんなに楽しいものを、大人だけの趣味にしておくのはもったいないと思います。

個人的には、オートマ車が増えすぎたうえに、オートマ限定免許までつくられ、
オートマ車しか運転する機会がなくなったことによって、若者が、
「クルマの運転って、つまんない」と思うようになった気がするのですが、
単にマニュアル車が好きな人間の偏見に過ぎないでしょうか。
人間楽をすると、かえって退屈を感じてしまいます。
ちょっとくらい手間がかかったほうが、運転のしがいがありますし、
クルマへの愛着も湧くのではないかと思います。

ヨーロッパではいまだにマニュアル車が多くて、国によっては、
オートマ車は体が不自由な人のためにあるもの、という考え方もあると聞きます。
そうした傾向があるから、ヨーロッパではスポーツカー文化が廃れないのではないでしょうか。

「鶏が先か、卵が先か」という議論になってしまいましたが、
若い人たちにはぜひ、マニュアル車かセミオートマ車で、
「シフトチェンジする楽しみ」を味わってもらえればと思います。
少しはクルマに対する見方が変わると思うのですが……。


このシフトレバーをカチャカチャ動かすのが楽しいんです(笑)。



写真

2010-05-22 23:18:00 | クルマ雑感
ブログタイトルの背景の写真を変更しました。
前と似たような写真ではありますが、
少し良くなったのではと自己満足に浸っています(笑)。

一つ前の投稿の写真を褒めていただいたので、すっかりその気になり、
近いアングルで、レイアウトに合うよう写し方を工夫してみました。

同じクルマでも、ズームレンズの広角寄りで撮るか、
望遠寄りで撮るかによって、微妙に写り方が変わるのが分かってきました。
今後もいろいろな撮り方を試してみようと思います。

この写真を写していたとき、少し離れた場所で、
R34のGT-Rの写真を撮っている人がいました。
みんな自分の愛車を写すのが楽しいんですね(笑)。


この写真をトリミングして使用しています。



Twitterはじめました(追記あり)

2010-05-15 15:26:00 | ノンジャンル
このたび(遅ればせながら)Twitterに登録しました。
そこで、このブログと連携させてみることにしました。
まだTwitterの要領がよくわかっていないのですが、
とりあえず、ブログへの投稿が自動的にTwitterにも表示されるようなので、
一度実験してみたいと思います。

<追記2010.5.18>
少しだけTwitterに慣れてきました。
もしよかったらこちらもご覧いただけたら幸いです。
http://twitter.com/writer24morisue





日本三景(写真追加)

2010-05-06 16:27:00 | My Alfa Romeo 156
毎年ゴールデンウイークには、
家内の祖母が住む丹後半島に行くのが、
我が家の決まりになっています。

今年はロメオくんの初丹後なので、滞在中ランチに出かけた際、
ちょっと足を伸ばして丹後半島を一周してきました。
天候にも恵まれ、紺碧の日本海を眺めながら、
とても気持ちよくドライブすることができました。

途中、「日本一のパノラマ」という看板が目に留まり、
成相寺(なりあいじ)というお寺のある山に登りました。
展望台から日本三景の一つである「天橋立」が見えるとのことで、
ワクワクしながらワインディングを駆け上っていくと、
段々道路の傾斜がきつくなってきました。

入山料五百円也を支払い、展望台を目指してさらに進むと、
なんと道路は舗装されておらず、砂利が散らばったグラベル路面に変わりました!
天に昇っていく雰囲気は、あのパイクスピークに少し似ています。

ここではっきりしたのは、ロメオくんはあくまでも舗装路向きで、
グラベルではノロノロ運転しかできないことでした(笑)。
もし調子に乗ってスピードを上げたら、
小石を跳ね上げてボディがキズだらけになり、
凸凹路面で大事な等長フロントパイプをこすってしまうに違いありません!

我慢しながら慎重にドライブし、やがて山頂の展望台に到着すると、
そこには見事としかいいようがない風景が広がっていました!
下の写真ではごく一部しか写っていませんが、
広い空、青い海、そして眼下には天橋立が静かに横たわっています。
お決まりの股のぞきをしてみたところ、黄砂でやや霞んではいたものの、
それがかえって視覚的効果をもたらし、少し幻想的に見えた気がします。

丹後半島は、のんびりツーリングにおすすめのコースだと思います。
訪れた際には、成相山の展望台にも登ってみてはいかがでしょうか。
いろんな意味で、ちょっとしたドキドキ体験が味わえると思いますよ(笑)。




こんなふうに宮津湾と天橋立を見渡すことができました。



朝琵琶!

2010-05-02 15:46:00 | My Alfa Romeo 156
今年の春はいつまでも寒い日が続きましたが、
幸いゴールデンウィークは天候に恵まれるとの予報。
昨日はお隣滋賀県のアルファオーナーO氏主催のオフ会、
名づけて「朝琵琶」に参加してまいりました。
もちろん予報通りお日様はピカピカに輝いて、
おだやかに琵琶湖の水面を照らしていました。

集合場所は、琵琶湖の東側を走る湖岸道路に面した道の駅。
この湖岸道路は、風景よし、コーナーの見通しよし、信号少なしという、
三拍子そろった本当に気持ちのよいドライブコースで、
昔から何度も走りにきたことがあります。
僕が到着したときには、すでに20台近いアルファが並んでいました!

何人かの人と挨拶したり談笑しているうちに、パーキングが混んできたため、
琵琶湖大橋近くのショッピングセンターに移動することになりました。
僕はたまたま先頭から2台目になったので、
湖岸道路を北上しながら何気なくルームミラーを覗くと、
鏡の中に何台ものアルファたちが列をなして走っています。
「おぉーっ、何と言う光景! こ、これは楽しい!」
僕はいっぺんにテンションが上がってしまいました(笑)。

移動先のパーキングは広くて空いていたため、
アルファを一列に並べてゆっくりと鑑賞したり話したり、
マフラーの音を聞き比べたり、装備や仕様の違いに驚いたり、
とにかく「濃い~アルファトーク」が展開しました。
まだまだアルファ初心者の僕にとっては、何もかもが新鮮です。

それでは、全部ではありませんが(すいません)、
昨日お会いした方々のアルファをご紹介します。


ショッピングセンター屋上にて。これだけ並ぶとなかなか壮観です。


75EVOと155。渋くて派手で、今見ても超カッコいいです!


147の後期型と前期型。なかなかのヤンチャ仕様ですね!


ロッソ156軍団! この日は僕のも入れて156が6台と最多でした。
同じ156でもそれぞれ少しずつ違っていて、見比べるのがめちゃ楽しいんです!


GTと147のブラックコンビ。こちらもヤンチャですね~(笑)。


憧れの156GTAが痛車に! これは衝撃的でした!!
いろいろなクルマの楽しみ方があるんですね。勉強になります。
昔はエアブラシでイラストを描いたクルマを時々見かけましたが、
これは看板用のシールでつくっているそうです。


主催してくださったO氏の155はレーシーな爆音仕様でした。カッチョいい!!
いや~、僕のアルファって、めっちゃ地味なのがよくわかりました(笑)。


上から2枚目の155オーナーの方が経営するイタリアンレストランで昼食。
場所は琵琶湖大橋西の堅田で、店名は「BREZZA(ブレッツァ)」さん。
雰囲気もよく、パスタもデザートも絶品です! お世話になりました!
↓お店のサイトはこちら↓
http://cafe-brezza.com/index.html

朝琵琶には初参加でしたが、気持ちよく迎えてくださり、
とても楽しい時間を過ごすことができました。
主催者のOさん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
また一緒に遊んでください!!