風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

ダルマかLBか

2008-10-31 23:01:06 | スポーツカー
クルマへの興味が膨らみ、トミカを集め、プラモデルをつくり、
自動車雑誌を読むようになった小学生の頃(つまり1970年代)、
国産スポーティーカーの代表格は、
トヨタのセリカと日産のスカイラインだったように思います。

なかでもセリカのGTは、スカイラインGT-Rよりも身近な存在でありながら、
ヤマハ製の高性能ツインカムエンジンを積んでいたところと、
ノーズとテールをギュッと絞り込んだスポーティなスタイリングが、
とてもかっこいいと思い、憧れていました。
今見てもなかなか個性的ないい形をしていると思います。

さて、1970年に初代セリカ、いわゆる「ダルマ」が発売され、
3年後にセリカ・リフトバック、いわゆる「LB」が追加されていますが、
僕がセリカの存在に気づいたときは、すでに両方あったので(笑)、
小学生の僕は、どっちのセリカがかっこいいかな~、とよく考えていました。

最初は、流麗なファストバックスタイルのLBが好きでしたが、
雑誌の改造セリカの記事を読んでいるうちに、
2TーGをフルチューンしたダルマがとても速いことが分かり、
そう思うと、LBに比べてやや男っぽいスタイルのダルマのほうが、
かっこよく見えてきました(笑)。

今となっては、ダルマもLBもそれぞれかっこいいと思えますが、
当時は、どっちが好きなのかを決めなければいけないと思い込んでいたようです。

セリカは、まだ免許をもっていなかった16歳の頃、
知人が中古で購入した初期のダルマの後部座席に乗ったことがあります。
当然運転できなかったので、特にどうという印象は残っていませんが、
思い出すと懐かしい気がします。

では、京都ヴィンテージカーフェスティバルで撮影した、
ダルマ1600GTとLB2000GTの写真をアップします。
どちらもぴかぴかでしたが、特にLBは新車の輝きを保っていました。
いずれも初期の形のはずですが、細かい年式までは分かりません。
皆さんも、どちらがかっこいいか、比べてみてください(笑)。











統一エンジン問題

2008-10-30 09:58:17 | F1レース
FIAが、2010年からF1のエンジンを統一仕様にする構想を打ち出しました。
これが決定すると、どのチームも同じエンジンで戦うことになります。
確かに現在のF1マシンは、メーカー間の競争の激化によって、
開発費用が高騰していますから、エンジンを統一すれば、
チームの負担は減って、これまで財政が厳しかったチームにもチャンスが出てきます。

しかし、これでは実質的に「ワンメークレース」に近くなって、
F1の魅力が半減してしまう恐れがあります。
早速この構想に反対するフェラーリとトヨタが、
エンジンが統一されたらF1からの撤退を検討するという声明を出しました。

トヨタはまだまだ新興チームに過ぎませんが、
フェラーリは1950年にF1が始まってからずっと参戦し、
しかもエンジンもシャシーも自前でつくってきた唯一無二の存在です。
サーキットに行けば一目瞭然で分かりますが、
F1ファンのかなりの割合をフェラーリファンが占めており、
フェラーリが撤退したら、おそらくF1の興行そのものが成り立たなくなるでしょう。

レギュレーションの変更は難しい問題だとは思いますが、
FIA首脳には、レースの魅力を損なわない改革をお願いしたいものです。

僕が子どもの頃、ニキ・ラウダがフェラーリ312Tを駆り、
12気筒サウンドを轟かせて、いつも優勝争いをしていました。
エンジンをつくれないチームは、多くがフォードDFVエンジンを積み、
シャシーのデザインを工夫して、馬力で勝るチームに挑み、勝利しました。

あの頃に感じられたロマンや輝き、各チームの個性あふれるマシンたちを、
僕はいまだに忘れることができません。
もう一度、F1がそんな世界に戻ってくれたらと切に願っています。
できることなら、12気筒エンジンが復活してくれたらと思いますが、
ともかく、なんとかいい方向に進んでもらいたいものです。

1975年のモナコGPでニキ・ラウダが優勝したシーンを見つけました。
76年シーズンの途中で禁止されましたが、
僕はこの時代の「煙突付きマシン」もけっこう好きです(笑)。

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京都市役所前広場(写真追加)

2008-10-27 21:57:51 | スポーツカー
昨日、京都市役所前の広場で、
「京都ヴィンテージカーフェスティバル」というイベントが開催されました。
今年で5回目だそうですが、つい最近まで僕はまったく知りませんでした。

あらかじめネットで情報を探してみると、
日本の名車からヨーロッパのスポーツカーまで、
バラエティに富んだクルマたちが集まってきそうだと分かりました。
もちろん見に行かない手はありません(笑)。

といっても、あまりゆっくり眺める時間がなくて、
目に留まったクルマを駆け足で撮影して回る感じになりましたが、
それでも大好きなクルマ、懐かしいクルマをいろいろ写してきましたので、
順に掲載していきたいと思います。

出展されたオーナーの方々、許可を得ずに掲載ということになりますが、
ナンバープレートは塗りつぶしておきますので、なにとぞお許しください。

ひとまず、大好きなイタリアンスポーツカーから。
アルファロメオの1300GTAジュニアです。
よく手入れされているようで、ピッカピカでした。
ジウジアーロが手がけたジュリア系クーペのかっこよさは、
きっと永遠に色あせないと思います。
一度はステアリングを握ってみたい1台ですね。




※リアビューを追加します。いいクルマはどっちから見てもかっこいいです。



京の街角にて…

2008-10-19 10:35:07 | F1レース
京都の街角ですごい駐車場を見つけました!
まずは写真をご覧ください!!



なんと、F1マシン専用の駐車場です!!

と驚いたのも束の間、よく見たら駐車場ではなく「駐輪場」でした(笑)。
そして、F1というのはパチンコ屋さんの店名だったのです。
中を覗くと、当然ながらF1マシンは一台もなく、
自転車と原付バイクが大量に並んでいました。

京都の繁華街にF1の駐車場なんて、あるわけがないので、
特にガッカリはしませんでしたが、一瞬心がときめいたのは事実です。
ただ通り過ぎるのは惜しいと思い、撮影してブログに載せることにしました。
お店の方、勝手に掲載して申し訳ありません。
F1ファンでパチンコがお好きな方がおられたら、
ぜひ一勝負してきてください(笑)。

さて、今日はF1中国GPの決勝レースがあります。
ポールポジションは銀色のクルマに獲られてしまいましたが、
予選2、3位はフェラーリが確保しました。
2台のコンビネーション攻撃でトップを奪い、
1-2フィニッシュに持ち込みたいと思います。

残り2戦、フェラーリにとっては正念場が続きます。
なんとかマッサくんに初タイトルを獲らせたいと願っています。