風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

高雄サンデーミーティング

2010-07-12 21:57:00 | スポーツカー
京都の嵐山-高雄パークウエイという“有料ワインディング観光道路”では、
「高雄サンデーミーティング」という自動車のイベントが、
ほぼ毎月開催されています。
僕はまだ行ったことがなかったのですが、昨日初めて、
アルファ仲間の方々数名と、ミニオフ会を兼ねて参加してきました。

このミーティングは、「ロータス特集」「トヨタ特集」といった具合に、
毎回テーマが設けられていて、今月は奇しくも「イタリア特集」とのこと。
アルフィスタ1年生としては、行かないなんて選択肢はありません!(笑)

ところが天気予報は残念なことに雨。ということは、
旧車やスーパーカーの参加は難しい状況です。
そうしたクルマたちがもしもずぶ濡れになったら、
何かトラブルの原因になるかもしれませんし、
後の手入れもたいへんだからです。

さて、会場に到着して、さっそく目を引いたのは、
赤い塗装が鮮やかなロータス・エリート!

これは珍しい! エランやヨーロッパはイベント等で時々見かけますが、
エリートを間近で見たのは初めてで、とても感激しました。
昔のクルマ雑誌では、「エリート」という車名が読めなかったのか、
確か「ロータス・エライト」と書いてあったように記憶しています(笑)。
「ティレル」を「タイレル」と読んでいたようなものですね。
ちなみにロータスの車名は、どれも頭文字が「E」になっていますが、
理由が何だったかは覚えていません。
また調べられたら調べてみますね。

しばらくすると、どこからかいい音が聞こえてきて、
コーナー出口からホワイトのロータス・ヨーロッパが姿を現しました!

しかも、ヨーロッパの中でも、僕がいちばん好きな、
最終型のスペシャルです! カッコよすぎて、何度見てもしびれてしまいます!
このブログでしつこく書いてきたと思いますが、
人生で一度はステアリングを握ってみたいクルマの一つです。
ノーズがクリッピングに向かってスパッと切れ込んでいく旋回の感触を、
200回くらい味わってみたいものです(笑)。

ふと目をやると、外車ばかりではありません。
日産の名車! フェアレディSR311も来ていました!

これも実にいい音をさせて、気持ちよさそうに走っていました。
この時代のクルマをいい状態で保存するのは、たいへんだと思います。
運転中のオーナーの楽しそうな顔が、印象に残っています。

……。

あれ? 今回は確か「イタリア車特集」では? と気づかれた皆さん。
正解です(笑)。ところが、おそらく天候のせいだと思いますが、
この日のイタリア車の比率はあまり高くなくて、しかも僕は、
大好きなヨーロッパを見て、なんとなく満足してしまい、
せっかく来ていたアルファロメオのジュリエッタやジュリア、旧フィアット500、
ナローポルシェ、その他クラシックカーの写真を撮りそこなってしまったのです。
たいへん申し訳ありません。
というわけで、アルファ仲間の皆さんの写真を掲載いたします。



DTM仕様の155の方は存じ上げないのですが、
ロッソ(赤)の156と、黒のGTのオーナーの皆さんは、
以前「朝琵琶」でお会いした方々です。
また、後期型156のHさんは、セカンドカーのレガシィで来られました。

いちばん下のメルセデス・ベンツSL55AMGのオーナーの方は、
以前アルファに乗られていたということで、合流されました。
そしてなんと、SLの助手席に乗せていただき、
信じられない加速力と減速Gを味わわせていただくという幸運に恵まれました。

FRでありながら、500馬力の大パワーを一切無駄にせず、
つまりホイールスピンを起こさずに、身体がシートにめり込むほど急加速し、
直後にブレーキを踏み込まれたと思ったら、
8ポッドの巨大キャリパーが大径ローターを締め上げ、
ほんの一瞬でクルマはスーッと停まりました。
また、セミウェット路面で、ググッと横Gを感じるくらいの勢いで旋回しても、
クルマの動きは完全に安定していて、破綻などあり得ないと思わせるほどです。

本当にいい体験をさせていただきました。
Aさん、ありがとうございました!

今回の高雄サンデーミーティングは、
自動車雑誌「Tipo」の「日本一周チャレンジラン2010」という企画と連動していて、
会場には編集部の方々がブースを設けていました。
そこで「じゃんけん大会」が行なわれ、
ラッキーなことに、僕はルノーのミニカーをいただきました。
今年のおみくじは確か「大吉」でしたので、まだ効力が続いているようです(笑)。


雨の予報にも関わらず、高雄の会場に着いてから、
「Tipo」のイベントが終わってしばらくの間は、
なんとか降らずにもってくれました。
その後は大雨になったので、アルファ仲間の皆さんとファミレスに移動し、
時間が経つのも忘れてクルマ談義に花を咲かせました。

皆さん、ありがとうございました!




こんがりキツネ色

2010-07-04 22:18:00 | クルマ雑感
僕が免許を取って最初に所有した、初代サバンナRX-7は、
キャブレター仕様でした。
そのため、長い時間、低回転でゆっくり走っていたら、
プラグがかぶってしまうような気がして、
時折レッドゾーン近くまで回してやるようにしていました。
プラグを外して点検して、こんがりキツネ色に焦げていたら、
「よしよし」と思い、自分で納得していました。

その頃の習慣がまだ残っているのか、
今でも、街中でノロノロ運転ばかりしていると、
プラグがかぶらないかと心配になってしまいます。
そして、信号待ちでポールポジション(要は最前列(笑))になったら、
グリーンシグナルでスタートした後、セカンドギアまでは全開加速し、
すぐに制限速度まで減速する、という走り方をすることがあります。

今のクルマは当然インジェクション仕様で、
きちんと計算された量の混合気がインマニに送り込まれていますから、
少々ノロノロ運転が続いても、プラグがかぶったりはしないはずです。
にも関わらず、僕はプラグをキツネ色に焼きたい気持ちに駆られて、
時折レッドゾーン近くまで引っ張らないと気がすまないのです。

でも「そんなのは言い訳で、ただエンジンの音を楽しみたいだけじゃないの?」
と突っ込まれたら、実は言い返す言葉がなかったりします(笑)。

このところ山道を走り行く機会をつくれず、
街中でスロー走行ばかりしているので、
飛ばしたくて少しうずうずしています。
しばらくは頑張って働いて、また余裕ができたとき、
山に出かけたいと思います。


僕の最初の愛車です。懐かしい!