学生時代は、お金もないのに、
クルマで時々遠出をしていました。
前に、石川県能登半島の「なぎさドライブウェイ」で、
初代RX-7を砂浜にスタックさせて、
地元の人に助けてもらったことを書きましたが(こちらの頁)、
このときは、京都を早朝に出発し、
1日で能登半島沿岸を周って富山県に達しました。
京都を出発する前、
とりあえず能登半島を周ることだけは決めていましたが、
まさか1日で周れるとは思っていなかったので、
2日目をどうするかは、富山に着いてから、
ロードマップを見て考えました。
「よーし、明日は『乗鞍スカイライン』を走りに行こう。今日1日でこれだけ走れたんだから、乗鞍まで行っても、明日中に京都に帰れるはずだ」
そう決めた僕は、
富山の郊外で見つけた屋台でラーメンを食べてから、
朝まで停まっていても大丈夫そうな広場を見つけて、
そのままクルマの中で寝ました。
初めからクルマで寝ることを想定して、
家から毛布を積んできていたのです。
なにせお金は、
人間とクルマにガソリンを入れる分しか持っていませんでした。
早めに眠ったので、翌朝は日が昇る前に目が覚めました。
起きた瞬間にエンジンをかけ、暖機運転をしてからスタート。
一路乗鞍を目指しました。
少し靄がかかった山道をどんどん進み、
どれくらい時間がかかったは忘れましたが、
とにかく乗鞍スカイラインの入り口に着きました。
すると、確か10月頃だったはずですが、
ちょうど僕が着いたその日から、
乗鞍スカイラインは積雪で通行止めになっていました。
とても楽しみにしていたので、
かなり悔しかったのですが、仕方がありません。
地図とにらめっこをしながら別の道を探したところ、
「上高地・乗鞍スーパー林道」
という文字が目に入りました。
「林道ということは舗装されてないのかな? でもドライブコースみたいだし、まぁ走れないことはないだろう」
行ってみると、想像以上に険しいワインディングロードで、
直線らしい直線はほとんどなく、
ステアリングを右に左に延々切り続けなければなりませんでした。
でも、秋の高原の景色はたいへん素晴らしく、
どれだけ走っても走り飽きることはありません。
結局、上高地・乗鞍スーパー林道を走破しても、
まだ時間も体力も余っていたので、
その後、「ああ野麦峠」で有名な信州の野麦峠を周ってから、
京都に帰りました。
確かこのときは、行きも帰りも高速道路を使わず、
ひたすら一般道を走ったと思います。
観光らしい観光は一切せず、
ただただ走り続けた2日間でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/59/f5cb3f167fc0715e67bc53e655984bef.jpg)
☆悔し紛れに、閉ざされたゲートの前で愛車を写しました(笑)。結局このとき以来、約20年経った今も、乗鞍スカイラインには行けていません。いつかは再挑戦しないといけないですね。でも、どうせ行くなら、スポーツカーに乗り換えてからにしたいと思います(いつになることやら……)☆
※ふらッし~さんにご指摘いただきましたが、現在乗鞍スカイラインは自家用車の乗り入れが禁止されています。僕の再挑戦は実現できなくなったようですが、自然保護のためなら仕方がありませんね。
クルマで時々遠出をしていました。
前に、石川県能登半島の「なぎさドライブウェイ」で、
初代RX-7を砂浜にスタックさせて、
地元の人に助けてもらったことを書きましたが(こちらの頁)、
このときは、京都を早朝に出発し、
1日で能登半島沿岸を周って富山県に達しました。
京都を出発する前、
とりあえず能登半島を周ることだけは決めていましたが、
まさか1日で周れるとは思っていなかったので、
2日目をどうするかは、富山に着いてから、
ロードマップを見て考えました。
「よーし、明日は『乗鞍スカイライン』を走りに行こう。今日1日でこれだけ走れたんだから、乗鞍まで行っても、明日中に京都に帰れるはずだ」
そう決めた僕は、
富山の郊外で見つけた屋台でラーメンを食べてから、
朝まで停まっていても大丈夫そうな広場を見つけて、
そのままクルマの中で寝ました。
初めからクルマで寝ることを想定して、
家から毛布を積んできていたのです。
なにせお金は、
人間とクルマにガソリンを入れる分しか持っていませんでした。
早めに眠ったので、翌朝は日が昇る前に目が覚めました。
起きた瞬間にエンジンをかけ、暖機運転をしてからスタート。
一路乗鞍を目指しました。
少し靄がかかった山道をどんどん進み、
どれくらい時間がかかったは忘れましたが、
とにかく乗鞍スカイラインの入り口に着きました。
すると、確か10月頃だったはずですが、
ちょうど僕が着いたその日から、
乗鞍スカイラインは積雪で通行止めになっていました。
とても楽しみにしていたので、
かなり悔しかったのですが、仕方がありません。
地図とにらめっこをしながら別の道を探したところ、
「上高地・乗鞍スーパー林道」
という文字が目に入りました。
「林道ということは舗装されてないのかな? でもドライブコースみたいだし、まぁ走れないことはないだろう」
行ってみると、想像以上に険しいワインディングロードで、
直線らしい直線はほとんどなく、
ステアリングを右に左に延々切り続けなければなりませんでした。
でも、秋の高原の景色はたいへん素晴らしく、
どれだけ走っても走り飽きることはありません。
結局、上高地・乗鞍スーパー林道を走破しても、
まだ時間も体力も余っていたので、
その後、「ああ野麦峠」で有名な信州の野麦峠を周ってから、
京都に帰りました。
確かこのときは、行きも帰りも高速道路を使わず、
ひたすら一般道を走ったと思います。
観光らしい観光は一切せず、
ただただ走り続けた2日間でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/59/f5cb3f167fc0715e67bc53e655984bef.jpg)
☆悔し紛れに、閉ざされたゲートの前で愛車を写しました(笑)。結局このとき以来、約20年経った今も、乗鞍スカイラインには行けていません。いつかは再挑戦しないといけないですね。でも、どうせ行くなら、スポーツカーに乗り換えてからにしたいと思います(いつになることやら……)☆
※ふらッし~さんにご指摘いただきましたが、現在乗鞍スカイラインは自家用車の乗り入れが禁止されています。僕の再挑戦は実現できなくなったようですが、自然保護のためなら仕方がありませんね。