風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

テレビ

2012-10-20 10:35:00 | クルマの映画・マンガ・小説等
テレビのクルマ番組を見るのが好きです。

毎週放映している「カーグラフィックTV」「Top Gear」
「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」「GTプラス」
の4番組は、HDレコーダーで「毎週録画」の設定にして、
欠かさず見るようにしています。

時々野球中継の延長で「愛車遍歴」の放送時間が遅れて、
「カーグラTV」と重なることがあるので、
そのときの内容によって、どっちを録画するかを判断します。
次にHDレコーダーを買うときは、
裏番組も録れるやつにするつもりです(笑)。

考えてみたら、どの番組も衛星放送ですね。
もう地上波ではクルマ番組の枠がとれないのでしょうか?
少しさみしく感じられます。

最近のお気に入りは「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」です。
毎回クルマ好きの芸能人をゲストに呼んで、
その人が若いときから乗り継いできた愛車を振り返るという内容で、
そのうちの何台かは、実物が登場し、眺めたり試乗したりします。
ゲストが過去に手離したクルマは、同じ車種を所有している人が、
撮影場所まで見せに来てくれます。

改めて思うのは、旧いクルマがとても魅力的だということです。
今のクルマより絶対に性能も信頼性も低く、不便なはずですが、
デザインといい、音といい、醸し出す雰囲気がとてもいいんですよね。
スポーツカーだけでなく、旧いセダンやバンなども、小さくて可愛くて、
意外なほど凝ったデザインが施されているものが多いんです。

僕はマンション住まいなので、叶えるのは難しいかもしれませんが、
旧いクルマと新しいクルマを2~3台所有する生活にあこがれます。
休みの日には、ガレージにこもりきりになりそうですね(笑)。

おぎやはぎが嬉しそうな顔で旧車を運転している様子を見て、
ふとそんなことを思ったりしています。



映画「グランプリ」

2012-03-15 21:38:00 | クルマの映画・マンガ・小説等
(※微妙にネタバレがありますが、古い映画なのでお許しください)

先日、BS放送で「グランプリ」という映画を見ました。
F1レーサーたちの壮絶な戦いと、
レーサーを取り巻く女性たちとの恋愛模様が描かれていて、
期待していた以上にいい映画でした。

1966年の映画ということで、F1マシンは、
ウィングなど空力パーツがついていない葉巻型でした。
これがまためちゃめちゃカッコいいんです!
ああいうシンプルな形も味がありますね~。

なんといっても迫力満点のレース映像が圧巻!
車載カメラの映像が駆使されるなど、
とても何十年も前の映画とは思えませんでした。
日本映画の「汚れた英雄」とか、
この映画の影響を受けているのかな~という気がしました。

最初はモナコグランプリのシーンから始まります。
ちょっと驚いたのが、モナコ名物のトンネルが短いんです。
正確にはわかりませんが、現在の三分の一以下くらいに見えました。
撮影の後、海岸沿いにだんだん建物が増えて、
道路の上を覆っていったんでしょうね。

もう一つ驚いたのが、俳優が本当に運転していたことです。
どうなっているのかと思って、ウィキペディアで調べたら、
俳優たちはなんとあのジム・ラッセル・レーシングスクールで教習を受けたとのこと。
撮影の仕方といい、俳優の頑張りといい、とにかく感心しきりでした。

僕は出演している俳優さんはあまり知らなかったのですが、
「大脱走」で調達屋を演じたジェームス・ガーナーや、
イブ・モンタンなどがレースで優勝争いを演じていました。
グラハム・ヒルとか当時のレーサーも出演しています。
個人的にはかなりオススメの映画ですよ。

そのものではありませんが、
映画に近い年代のフェラーリF1の映像を貼り付けておきます。






大平原

2012-01-30 05:12:00 | クルマの映画・マンガ・小説等
昔のテレビコマーシャルシリーズです(笑)。

僕がいちばん好きな俳優は、
女性ではジュリー・アンドリュース、
男性ではスティーブ・マックイーンです。
特にマックイーンは「男の手本」として10代の頃から憧れています。

そのマックイーンが、ホンダのオフロードバイク「CR250M」のCMに出演していました。
Youtubeで発見するまでまったく知らなかったのですが、これがなかなかの大作!
なんと約5分間にわたって、バイクで大平原を走りまくります。

マックイーンのバイクの腕前は、映画「大脱走」の終盤のシーンでもお馴染み。
プライベートでも映画のスタントマンたちと一緒にレースに出ていたらしく、
とにかくオートバイとスポーツカーが大好きだったのは有名ですね。

ちなみに「大脱走」のラストで見せるバイクのジャンプシーンは、
スタントマンの吹き替えらしいのですが、確か伝記映画によると、
理由はどうやら保険会社が許可しなかったからであって、
あれくらいのジャンプはマックイーンならできたはずとのことです。
その話も納得できるくらい、見事に乗りこなしています。

ではご覧ください!





フェラーリの鷹

2009-11-07 14:24:00 | クルマの映画・マンガ・小説等
前にもこのブログで触れたことがあるかもしれませんが、
1976年に製作された「フェラーリの鷹」というイタリア映画があります。
細かく覚えていませんが、フェラーリが出てくるのは後半で、
中盤まではアルファロメオのジュリア・スーパーが大暴れします。

カーチェイスしているクルマたち以外にも、
フィアット500やアルファ(たぶんGT1300ジュニア)が路肩に駐車していたり、
じっくり観察すると、楽しい発見もあります。

ではご覧ください。

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湾岸ミッドナイトTHE MOOVIE

2009-09-17 09:09:00 | クルマの映画・マンガ・小説等
近所の映画館で、表題の映画を見てきました。

ちょっとネタばれの話も書きますので、ご注意くださいね。



では少し行を空けてと…。



原作マンガの「湾岸ミッドナイト」を愛読していることは、
以前このブログで書いたことがあったと思います。
完全にスポーツカーマニア寄りというか、
クルマの知識がなかったら意味が分からないような内容でありながら、
人間ドラマもきちんと描かれていて、大好きな作品です。

ずいぶん前に、たぶんVシネマだったと思いますが、
大鶴義丹主演で映像化されていたのを見ましたが、
そちらはちょっとテンポが悪い気がして、「う~ん」という感じでした。

今回は、迫力のある走行シーンがたっぷりと盛り込まれていて、
走行シーン目的で見る分には、個人的には満足感がありました。
アキオのZとブラックバードの911ターボが、とにかく走りまくります。
それぞれの車種のエンジン音がリアルで、こだわりが感じられました。
一部、映像のつくり方として、
「ワイルドスピード」っぽい部分があったような気がしますが、
そこはご愛嬌ということで(笑)。

ストーリー的には、ほぼ原作に沿って描かれていますが、
GT-Rのレイナ、フェラーリのイシダヨシアキと、アキオたちとの絡み方が、
たぶんいろんな制約の中で、原作どおりには表現できなかったのでしょう。
本筋とは関係がないような、いてもいなくてもストーリーに影響がないような、
ちょっと中途半端な登場の仕方だったのが惜しまれるところです。
原作を読んでいない人が見たら、
「なんでこの人たちが必要なの?」と思われるかもしれません。

でも、そんなことはどうでもいいんです(笑)。
Zと911ターボがたっぷり見られるので、僕は十分納得しました。
一つだけ、解体屋さんに転がっていたZが「2by2」だったのが、
ちょっと気になりましたが、今や希少なS30Zですから、
撮影用にそんなに何台も用意できなかったのだと思われます。

一昨日の夜9時からの上映を見たのですが、
お客さんが僕を含めてたったの9人! しかも全員オッサンでした(笑)。
若手イケメン俳優が出ているというのに、
若いお客さんが一人もいなかったのは、寂しい限りです。

本当に今の若い人は、クルマに興味がなくなってしまったのでしょうか。
これでは、日本のスポーツカー文化がますます廃れてしまいそうです。
なんて、ちょっと考えすぎかもしれませんが……。


「湾岸ミッドナイトTHE MOOVIE」公式サイト
http://www.wangan-movie.com/