My ordinary days

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ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

ムスメ三浦綾子「塩狩峠」感想

2010-04-06 11:01:10 | 読書
うわぁ、長女ちゃんてば(注>親バカな話デスそれでかまわなければツヅキをどうぞ)

男の子2人の後にやってきた女の子ちゃんなので、目がくらんでいて客観的評価はとても下せないけれど
小3ちゃんは可愛らしいとっても綺麗ちゃん

いつだかの参観日、次男くんのクラスを覗いたあと長女ちゃんとこに行ったら丁度彼女が前にでる順でしっかりばっちり発表、自分の席に戻って行くソノトキ
「あの子きれいな顔してるよねぇ」
「美人さんだね。」
と横にいたお母さんたちの会話が聞こえ、なんだか私が恥ずかしくなってしまいそそくさと次男くんの教室に戻ってしまった…とゆー
ほほほ
いまだに「よちよちよちママのかわいいちゃん~~(ぎゅー)」なんてムリヤリしちゃうワタクシ。

所作や兄弟喧嘩の仕方がどーも男の子っぽいのがアレですが


そんな話ではなくて

いろんな意味で笑った。長女ちゃん「塩狩峠」読んじゃったはははは
いえ、試験期間中に長男くんが隠れて読んでいた漫画の表紙と中身を入れ替えといた三浦綾子の小説なのだけど
http://blog.goo.ne.jp/ymrhl/e/384a2888e16c447ea0d0e4681d405161

「…どんな話だったの?」
「体の悪い女の人ともうすぐ結婚するのに鉄道のお客さんを助けるために主人公が死んじゃう話」
「……その人は死ぬのこわくなかったの?どうしてだいじょうぶだったの」
「子供のときいなくなってたお母さんが帰ってきて神様のことがわかったから」
「………長女ちゃんの感想は?」
「んとねー病気の人と結婚しようとする根性がすごい。」

…………おお、ちゃんと読んでるよ~。


だいぶ前に読んだ作品ですがキリスト教の信仰をテーマにしており、ていうか確かクリスチャン向けの雑誌に連載していた小説ではなかったかな。
明治のころ「ヤソ」と呼ばれ社会的に受け入れられていなかった時代にクリスチャンとして生きた男性の一生を描いたもので、まあ小3の女の子が読みそうなお話ではない。
実話をもとにしたお話らしいのですが、信仰があれば死も恐れない・・・という主人公の心の動きが描き出されています。
私は特定の宗教を自身のなかで持っていません。
が、信仰の力が人間をココまで強くするという事実に驚嘆します。