漫画の神様手塚治虫の名作「火の鳥」。
全部で12編、プラス別巻としてもう1編あるようです・・・タブンそのうちの一つ二つを読んだことがあるだけですが、なぜいま復活編なのか?
・・・昨日長女ちゃんが学校の図書室で借りてきたから~ 今小学校の図書室には漫画もあるんだね。大雪師走さんの「ハムスターの研究レポート」が置いてあるから不思議ではないか・・・でもなぁーー
ま いっか。
「復活編」。
時代が少し異なる二つのお話が交互に描かれ、最後に接点が示される体になっているのですが・・・
①事故死した少年が最先端の医療技術によって身体の半分以上を人工物としながらも生き返らされます。視覚に異常が残り、人が人でなく見え周りの世界の異様さに苦しみますが彼の眼にたった一人だけ美しい女性の姿が映ります。チヒロという名のロボット。少年はロボットと恋におちますが周囲から狂人扱いをされ(普通の人間の目にはまんまロボットの姿にみえる)、ついに二人は国外に逃亡するのですが・・・
②その少年の時代より50年ほど先の世界。同型ロボットの集団自殺がおきます。ある一体を複製してつくりだした保守的生産労働用ロボットたちで、ロボットが自らを破壊するなどもちろんありえない現象でした。
同じ頃に月にも同型のロボットがいて人間に仕え作業に従事していたのですが、このロボットは急に「自分は人間だ」という意識を持ちだします・・・
このお話のどこに火の鳥がでてくるのでしょう~?300ページ中火の鳥の出番はほんの数ページ。
実は①の事故死した少年は火の鳥を見つけ、その血を手にいれ隠していたのでした。
お約束として、火の鳥の血を飲むことにより人は永遠の命を得ることができるようになります
しかしこの復活編では、人は技術の進歩によって死を征服できるようになっています。主人公の少年は火の鳥の血によってではなく、人工物を体内に入れ込むことで死から蘇った。しかし彼は苦しみます。自分の内側の半分以上が作り物だったとき、それは元の自分と同じといえるのかどうか?
苦しんだすえ、人とではなく愛したロボットと生きていこうとするのですが・・・。
「火の鳥」のテーマ:
生命とは?
永遠に生きる、とはどういうことなのか?
現在の医療は病気をなくし人が長らく健康に生きられることを目標に進歩しているはずで、人を永遠に生きさせることを目標にはしていないと思いますが・・・
好奇心から数百年後の世界をみてみたいとは思いますが、永遠に生きることを本当に望む人間はいるのだろうか?いつの間にか生きている、気付いたら生きているのが私たち人間で、自分で決めて生きているわけではありません。自分で決めて死ぬことも、通常の精神状態であればできないのも人間。
女性は子どもを産むからそんなに永遠を望まないのではないかな。子どもたちの中にもうすでに自分がいるから、先々も生きることができる。という感覚があります。なんとまぁプリミティブな感覚~ でもホント。そう感じます。
昨夜からちょと具合悪くて微熱ありますが
午前中意識を失っていたので(お昼寝ともいう)少しは回復した、かなーとブログアップ。でもまだまだへろへろ感が残っているので中途半端に強制終了しますーーー
火の鳥全巻は機会があれば元気な時に読もう・・・。
全部で12編、プラス別巻としてもう1編あるようです・・・タブンそのうちの一つ二つを読んだことがあるだけですが、なぜいま復活編なのか?
・・・昨日長女ちゃんが学校の図書室で借りてきたから~ 今小学校の図書室には漫画もあるんだね。大雪師走さんの「ハムスターの研究レポート」が置いてあるから不思議ではないか・・・でもなぁーー
ま いっか。
「復活編」。
時代が少し異なる二つのお話が交互に描かれ、最後に接点が示される体になっているのですが・・・
①事故死した少年が最先端の医療技術によって身体の半分以上を人工物としながらも生き返らされます。視覚に異常が残り、人が人でなく見え周りの世界の異様さに苦しみますが彼の眼にたった一人だけ美しい女性の姿が映ります。チヒロという名のロボット。少年はロボットと恋におちますが周囲から狂人扱いをされ(普通の人間の目にはまんまロボットの姿にみえる)、ついに二人は国外に逃亡するのですが・・・
②その少年の時代より50年ほど先の世界。同型ロボットの集団自殺がおきます。ある一体を複製してつくりだした保守的生産労働用ロボットたちで、ロボットが自らを破壊するなどもちろんありえない現象でした。
同じ頃に月にも同型のロボットがいて人間に仕え作業に従事していたのですが、このロボットは急に「自分は人間だ」という意識を持ちだします・・・
このお話のどこに火の鳥がでてくるのでしょう~?300ページ中火の鳥の出番はほんの数ページ。
実は①の事故死した少年は火の鳥を見つけ、その血を手にいれ隠していたのでした。
お約束として、火の鳥の血を飲むことにより人は永遠の命を得ることができるようになります
しかしこの復活編では、人は技術の進歩によって死を征服できるようになっています。主人公の少年は火の鳥の血によってではなく、人工物を体内に入れ込むことで死から蘇った。しかし彼は苦しみます。自分の内側の半分以上が作り物だったとき、それは元の自分と同じといえるのかどうか?
苦しんだすえ、人とではなく愛したロボットと生きていこうとするのですが・・・。
「火の鳥」のテーマ:
生命とは?
永遠に生きる、とはどういうことなのか?
現在の医療は病気をなくし人が長らく健康に生きられることを目標に進歩しているはずで、人を永遠に生きさせることを目標にはしていないと思いますが・・・
好奇心から数百年後の世界をみてみたいとは思いますが、永遠に生きることを本当に望む人間はいるのだろうか?いつの間にか生きている、気付いたら生きているのが私たち人間で、自分で決めて生きているわけではありません。自分で決めて死ぬことも、通常の精神状態であればできないのも人間。
女性は子どもを産むからそんなに永遠を望まないのではないかな。子どもたちの中にもうすでに自分がいるから、先々も生きることができる。という感覚があります。なんとまぁプリミティブな感覚~ でもホント。そう感じます。
昨夜からちょと具合悪くて微熱ありますが
午前中意識を失っていたので(お昼寝ともいう)少しは回復した、かなーとブログアップ。でもまだまだへろへろ感が残っているので中途半端に強制終了しますーーー
火の鳥全巻は機会があれば元気な時に読もう・・・。