野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

トウガラシ 辛味成分に注意

2021-11-15 00:00:00 | 絵日記
唐辛子は中南米原産
ナス科トウガラシ属の果実

メキシコでは
紀元前6500〜5000年頃の
栽培跡が出土

ペルーでは
1世紀頃の遺跡から
唐辛子模様の織物が
発見されている

アメリカ大陸では
2000年以上前から
栽培が行われていた

アメリカ大陸を発見した
コロンブスが
スペインへ持ち帰ったが
その時は
忘れられてしまった

その後
ブラジルで見つけた
ポルトガル人により
ヨーロッパ全土に広がり
シルクロードを経て
インドや中国に伝わった

日本へは
諸説ありはっきりしない  

最初は観賞用
薬用(毒薬)
足袋のつま先に入れ
霜焼け止めに使われた


辛味成分のカプサイシンは
種子の付く『胎座』に
最も多く含まれる
種子にはほとんど含まれないので
種子だけ食べても辛くない

この記事を読み
これは『胎座』の説明をしなければ
トウガラシを手でちぎり
やたらと触った
最初は
辛いから
気を付けなくちゃ!
と思っていたのが

無意識のうちに
目や頬を
触っていたのだ


気がつくと
目の周りが
やけにヒリヒリする
鏡を見ても
何ともない
ヒリヒリは治まらない

そういえば
『胎座』を触った手で
皮膚や粘膜に触らないよう
注意書きがあったのを
思い出した



急いで
顔や手を洗ったが
すでに遅し

寝る頃までヒリヒリしていた

翌朝には治った
まあ
目を擦らなくてよかった
と思いホッとした


皆さんも
お気をつけ下さい