近江八幡市安土町
石の寺 教林坊(きょうりんぼう)
書院と庭園は指定文化財
境内の紅葉と竹林が良いです。
(映画、最後の忠臣蔵の撮影場所になりました。)
総門から100メートルほど登った所にある表門
書院は茅葺(琵琶湖の葦)
境内の紅葉のライトアップは来週から。
ほんの少し赤くなった紅葉も美しい。
書院を上から
付書院から本堂と庭園を
この寺、昭和50年頃から無人の寺となり荒れ放題だったそう。
合掌造りの庫裏の屋根には杉の木が生え、床も一部が抜け落ち。
本堂は雨漏りがひどかったとか。
平成7年に現在の住職(当時24才)が就任し、
地元の方々の寄付と私財で、まず書院(庫裏)を11年から4年かけ修復し14年に完成
その後、本堂は住職自身が素人瓦屋・大工となりほとんど一人で改修した…と。
そんな住職の頑張りを見て地元の人々が協力してくれるようになり、
庭の手入れに駐車場…と完成!
平成16年4月に一般開放されるに至ったそうです。
こんなにすばらしい寺が埋もれていたいたなんて、
そして、ここまでにされた住職と地元の方に感謝と拍手を…
ライトアップされた紅葉と竹林を、是非見に来たいと思います。