ONCC 史跡探訪クラブ

史跡探訪の活動記録・紹介

第11回 淀 河津桜 他

2023-03-11 | 日記

第11回 淀 河津桜 他

4月を思わせる陽気に誘われて、13時30分に京阪電車淀駅に16名が集合しました。

 

今回の主題は淀の水路に咲く河津桜です。例年よりも開花が遅れ気味でしたが、

この陽気で咲いていると期待します。

 

駅前広場には、淀城内に水を引き込む為に直径8間と6間の竹製の水車が設けられ、

今はその半分のレプリカが設置されています。

 

先ずは駅の北東地区にある淀古城址を見に行きました。 秀吉が茶々の為に整備し

鶴丸が誕生しました。 今は妙教寺にその碑がありますが、コロナで入れません。

 

一旦、交差点まで戻り、西に少し歩くと淀城のお堀があります。 その一部には花が30cmも

ある「淀君」という蓮があり、7月下旬には最盛期になり、9月初めまで楽しめるようです。

 

城壁の散策路を行くと、早速、河津桜のトンネルがあります。 河津桜は植えられて

から10年後位に開花し始めるようです。

 

ここには 高遠の桜も植えられていますが、さすがに蕾固しの状態でした。

 

城址公園内に 1723年から城主を務めた稲葉家の祖「稲葉正成」を祭神とする稲葉

神社があります。 正成の妻は春日局です。

 

その隣に與杼(よど)神社があります。かつては桂川の西岸にありましたが、

1900年に移築されました。

 

江戸時代の淀城です。 宇治川、桂川、木津川が3方を囲み、場内にも多くの水路が

設けられていたことがよく分かります。

 

淀は、京街道の伏見と枚方の中間の宿場でした。 その面影が残っています。

 

河津桜は1月下旬から淡紅色の花を約1ケ月に亘って咲き続けます。 

淀の水路には2002年から植え始められ、約200本に増えています。

 

もう少し西に進むと、旧木津川の跡がありその西岸に面して木田醤油店があります。

1855年創業で元は清酒を製造していました。

 

その近くには水害から守るための石垣や住居もあります。

 

駅に戻ると、もうすぐ100周年を迎える為に改修中の京都競馬場が見えます。

4月22日に再開されます。


この記事についてブログを書く
« 第10回 大阪市 新町 | トップ | 第12回 岡崎城、大樹寺 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事