さてさて「過去のバイクシリーズ」ヤマハDT200R(3ET)の続きです。
このDTではTVドラマやビデオ映画、キャラクターヒーローショーの仕事もしてました。
大阪の制作会社で制作されるTVドラマやVシネマは東京の制作会社と違ってめちゃくちゃ低予算!
なので「バイクは自前のものでお願いします」って仕事ばっかりだった。
まあ「転倒シーンじゃないならべつに自前のバイクで構いませんよ」って、このDTで何度か暴走族役を演じました。
「オフロードバイクに乗った暴走族!」当時のドラマや映画でよくあるパターンですね~
実際には「オフロードバイクに乗った暴走族なんか絶対におらんやろ!」っと思ってたけど
ある時、Vシネマの撮影で山形県にロケに行った時に、
夜、街中を暴走する本物の暴走族に遭遇して、
CBXやXJに混ざってなんとオフロードバイク(たぶんXL)の暴走族を見たことがあります!
「フォオオオーーーーーン!」という4気筒の音にまじって
「バババババーーー!」っという4スト単気筒の音もなかなか迫力ありました。
さすがに2ストオフロードの暴走族は見たことがありません・・・
映画ですが「ブラック・レイン」では2ストのスズキRH250で暴走族を演じました(笑)
キャラクターヒーローショーの仕事でもこのDTを改造というか“飾り付け”して使っていました。(下の画像)
デザインも造形も自分でやりました。
バイクは“ヒーロー”が乗っても“悪”が乗っても両方ともに似合う“スーパーマシン”をを目指したつもりです。
今改めて見るとところどころチープですね~www
ショー全体の企画プロデュースは当時大阪にあったアクションチームPASSION。今はもうありません。
はじめてヒーローショーでこのバイクを登場させた時のことですが・・・
あれはたしか高速戦隊「ターボレンジャー」ショーでした。
ブラックターボに扮した俺はこのバイクでカッコよくジャンプして悪の戦闘員どもを蹴散らしました!
そして二回目の登場シーンで怪人と対決する場面で
勢いあまって怪人をほんとに撥ね飛ばしてしまったのです!
怪人は吹っ飛びました!
幸いにも怪人役の後輩も俺もケガはなかったのですが
やっぱりアクションショーといえども安全第一で仕事をしないとプロとは言えないと反省しました。。。
その後のヒーローショーで二度と同じような失敗はしませんでした。
ヒーローとしてバイクに乗るのはカッコよくて気持ちいいけど“お面”を被らなくてはなりません。
お面を被ると視界が極端に悪く、遠近感がつかみにくいのでけっこう難しいものなのです。
TV撮影用のお面は濃いサングラスのようなゴーグルタイプなのでまだ視界はいいのですが
地方のショー用のお面は小さな穴がたくさん開いているタイプなのでほんと見辛かったな~
だから悪役として(お面を被らずに)バイクで登場する方が自由で楽しかったです!
こんな感じで悪役を演じてました(本番は肌は露出させてませんよ。)
そして俺の渾身の自主制作映画「ドーベルマン刑事」でもこのDTを使用しました。
映画のクライマックスシーンでドーベルマン刑事こと加納刑事こと俺がこのDTで
逃走する犯人を追いつめるシーンを撮っていた時のことです・・・
このシーンの直後、着地でバランスを崩しカメラマンに激突してしまったのです!
ビデオカメラは大破! カメラマンはブっ飛びました! 俺はなんとか転倒をまぬがれましたが・・・
カメラマンはこのブログにもよく登場するアクションチームの後輩・こまっぴーでした。
普通の人なら大ケガしてるところでしょうがそこはさすが“浪速のジャッキー・チェン”こまっぴー、まったくの無傷でした。よかった~
こんな感じでこのDTにはいろいろ懐かしい思い出がたくさ~んあるのです。
最後はボロボロになってしまったけど中古バイク屋に勤めていた知り合いの人に引き取ってもらいました。
「おまけ写真」
これは友人のDT125R(3FW)を借りてレースに出場した時の写真です。
1990年頃からオフロードバイクのエンデューロレースにも参加するようになりました。
エンデューロレースのことはまたの機会に書きますね~
このDTではTVドラマやビデオ映画、キャラクターヒーローショーの仕事もしてました。
大阪の制作会社で制作されるTVドラマやVシネマは東京の制作会社と違ってめちゃくちゃ低予算!
なので「バイクは自前のものでお願いします」って仕事ばっかりだった。
まあ「転倒シーンじゃないならべつに自前のバイクで構いませんよ」って、このDTで何度か暴走族役を演じました。
「オフロードバイクに乗った暴走族!」当時のドラマや映画でよくあるパターンですね~
実際には「オフロードバイクに乗った暴走族なんか絶対におらんやろ!」っと思ってたけど
ある時、Vシネマの撮影で山形県にロケに行った時に、
夜、街中を暴走する本物の暴走族に遭遇して、
CBXやXJに混ざってなんとオフロードバイク(たぶんXL)の暴走族を見たことがあります!
「フォオオオーーーーーン!」という4気筒の音にまじって
「バババババーーー!」っという4スト単気筒の音もなかなか迫力ありました。
さすがに2ストオフロードの暴走族は見たことがありません・・・
映画ですが「ブラック・レイン」では2ストのスズキRH250で暴走族を演じました(笑)
キャラクターヒーローショーの仕事でもこのDTを改造というか“飾り付け”して使っていました。(下の画像)
デザインも造形も自分でやりました。
バイクは“ヒーロー”が乗っても“悪”が乗っても両方ともに似合う“スーパーマシン”をを目指したつもりです。
今改めて見るとところどころチープですね~www
ショー全体の企画プロデュースは当時大阪にあったアクションチームPASSION。今はもうありません。
はじめてヒーローショーでこのバイクを登場させた時のことですが・・・
あれはたしか高速戦隊「ターボレンジャー」ショーでした。
ブラックターボに扮した俺はこのバイクでカッコよくジャンプして悪の戦闘員どもを蹴散らしました!
そして二回目の登場シーンで怪人と対決する場面で
勢いあまって怪人をほんとに撥ね飛ばしてしまったのです!
怪人は吹っ飛びました!
幸いにも怪人役の後輩も俺もケガはなかったのですが
やっぱりアクションショーといえども安全第一で仕事をしないとプロとは言えないと反省しました。。。
その後のヒーローショーで二度と同じような失敗はしませんでした。
ヒーローとしてバイクに乗るのはカッコよくて気持ちいいけど“お面”を被らなくてはなりません。
お面を被ると視界が極端に悪く、遠近感がつかみにくいのでけっこう難しいものなのです。
TV撮影用のお面は濃いサングラスのようなゴーグルタイプなのでまだ視界はいいのですが
地方のショー用のお面は小さな穴がたくさん開いているタイプなのでほんと見辛かったな~
だから悪役として(お面を被らずに)バイクで登場する方が自由で楽しかったです!
こんな感じで悪役を演じてました(本番は肌は露出させてませんよ。)
そして俺の渾身の自主制作映画「ドーベルマン刑事」でもこのDTを使用しました。
映画のクライマックスシーンでドーベルマン刑事こと加納刑事こと俺がこのDTで
逃走する犯人を追いつめるシーンを撮っていた時のことです・・・
このシーンの直後、着地でバランスを崩しカメラマンに激突してしまったのです!
ビデオカメラは大破! カメラマンはブっ飛びました! 俺はなんとか転倒をまぬがれましたが・・・
カメラマンはこのブログにもよく登場するアクションチームの後輩・こまっぴーでした。
普通の人なら大ケガしてるところでしょうがそこはさすが“浪速のジャッキー・チェン”こまっぴー、まったくの無傷でした。よかった~
こんな感じでこのDTにはいろいろ懐かしい思い出がたくさ~んあるのです。
最後はボロボロになってしまったけど中古バイク屋に勤めていた知り合いの人に引き取ってもらいました。
「おまけ写真」
これは友人のDT125R(3FW)を借りてレースに出場した時の写真です。
1990年頃からオフロードバイクのエンデューロレースにも参加するようになりました。
エンデューロレースのことはまたの機会に書きますね~