MAX真吉の中年真っ只中~!

バイク大好き!映画大好き!
アクション大好き!文鳥大好き!

『キラーズ/パーフェクト・パートナー』③ 元スタントマンと元自衛隊隊員!

2012-03-22 20:31:19 | 元スタントマン
さてさて『キラーズ/パーフェクト・パートナー』のお話の続きです。

撮影準備のことを書こうと思いましたが、
それはまた今度にして今回は主演の2人のことを書きます。

主演は吉本興業所属の漫才コンビ「水玉れっぷう隊」のアキさんとケンさん。

アキさんはなんと“元スタントマン”!
京都で時代劇などのスタントをされていたそうです。
それに格闘技もケンカもダンスも得意なのでアクションはバッチリ!


アキさんは“色気のある男”でしたわ。
女性にも男性にもモテるそうです。


ただ“元ヤン”なのでちょっとやんちゃなところがあって
撮影中に俺のバイクをノーヘルでバリバリ乗り回してうるさかったな~(笑)


一方、ケンさんは“元自衛隊隊員”!
物凄く礼儀正しい方でした。


小柄ながらも強靭そうないい体をしていました。


この作品ではアキさんほどアクションはなかったのですが
味のあるいい演技をしてました。


元スタントマンと元自衛隊隊員というお笑いコンビにしては異色の経歴のお二人、
この作品ではお二人の“掛け合い漫才”のような軽妙なやりとりと
“弾丸撃ちまくり”のハードなアクションが見ものです!




お二人を演技指導する辻本監督。



 つづく・・・次回「大阪最強のアクション仲間!」
“浪速のジャッキー・チェン”こまっぴーと“西成のディック・ウェイ”エビちゃんと“男ットコ前”川本のこと書きま~す!

チラっと画像を・・・
こまっぴーの強烈なブッ飛びアクション!(ワイヤーなんか使ってませんよー)


アクション好きは次回をお楽しみに~!
コメント (4)
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「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」 詠春拳炸裂~!

2012-03-20 00:57:16 | 映画
大好評(?)「キラーズ/パーフェクト・パートナー」のお話は今回はお休みします。

映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」を観てきました。

なかなかおもろかったです!
アクションも前作よりスケールアップしましたねー
ロバート・ダウニー・jrの詠春拳アクションも益々カッコ良かったです。
ジャッキー映画っぽいシーンもありましたよ。

ただ、アクションシーンは全体的にスローモーションが多く
“劇画的”な演出がより強くなっているために
「テンポ悪いなー」、「リアルスピードでも見せてくれよ」と思ってしまった。

爆破のシーンなんかでもVFXを駆使した素晴らしい映像なんやけど
実写というよりはコンピューターゲームの画像といった感じで緊張感に欠けるなーと思います。
幻想的ではあるけど緊張感がないからアクションシーンでも眠たくなってしまうこともありました(笑)
実際にちょっと寝てしまいました。。。
リアルな爆破シーンもありましたけどね。

でもこのシリーズはロバート・ダウニー・jrはじめキャストが物凄く魅力的だし
美術セットや小道具の造形も素晴らしい。
ストーリー、謎解きがおもろいのでやっぱりおもろい映画やと思います。

次作もできるようなエンディングでした。


「るろうに剣心」予告やってました。
アクションシーン、めちゃカッコエエ~! 楽しみ~!



「MAX真吉の幸せ日記~」
ハニーが“桜のバターケーキ”というのを作ってくれました~!


“桜ほうじ茶”と一緒にいただきました。 まいう~♪ 
もうすぐ桜の季節ですねー



最近、ぴーの画像をあまりUPしてなかったので・・・

ぴーも元気です!
水浴び~!


水浴びした後は俺の服で体を拭います。かわいいわー
俺は白髪が増えてきました・・・まーしゃーないですね。


ぴーとオカメインコちゃん?
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『キラーズ/パーフェクト・パートナー』② 辻本監督を男に!

2012-03-19 00:37:23 | 元スタントマン
せっかくの土日なのに雨でしたねー、大阪は。
春先はほんま雨が多くてうっとうしいですねー、洗濯物も乾きにくいし・・・
淀川河川敷で思いっきりトレーニングしたかったけど
阪神高速道路の高架下で小じんまりとトレーニングしてきました。
なのでこんな日はブログをいっぱい書きました。

今回は珍しく画像は少なめで長文です。
下手くそな文章ですが興味のある方はどうか最後まで読んで下さい。


さてさて「キラーズ/パーフェクト・パートナー」のお話の続きです。

[映画「KILLERS」キラーズとは・・・]

(ウィキペディアの文より一部抜粋)
銃器専門誌「月刊Gun」内の連載コラムから生まれた
自主製作映画コンテスト「ガン・アクション・ムービー・コンペティション」主催の映画です。

このコンテストで優秀賞を取った二人の自主映画監督、河田秀二、辻本貴則の両名をプロデビューさせようという話が持ち上がった。
これを実現するために、ガンコンの審査員3人であるきうちかずひろ、大川俊道、そして押井守が協力することが決定。
以上の5人でオムニバス形式の映画を作るという話が出来上がったのである。


オムニバス形式の短編映画とはいえプロの有名監督に混ざって
無名の新人監督、河田監督、辻本監督の作品が世に出る凄いチャンスだったのですねー

もう10年前のことなので所々記憶違いのこともあるかもしれませんが
当時を思い出しながら当時思っていたこと、10年経った今思うことなど
正直な気持ちを書いていきたいと思います。

新人監督であった河田、辻本の両名だったけど、
河田監督は東京でプロのスタッフ、プロの役者を使って撮影をされました。
主演は河田監督本人!
河田監督作品「KILLER IDOL」もスッゲー面白いよ!
唯一無二の河田ワールド全開!こんな発想、表現は河田監督以外できません!


[プロ作品を自主映画のスタッフで制作]
一方、辻本監督は当時まだ大阪で歯科技工士の仕事をしていたので、
東京で撮影するのは困難な状況だったのです。(撮影後、歯科技工士の仕事を辞職され上京されました。)

それに東京で見ず知らずのプロの制作スタッフと組んで撮るより
長年組んで気心の知れた自主映画の仲間と撮る方が
絶対面白い作品が撮れる!自分らしい作品が撮れる!と大阪で自主映画の仲間と撮ることにしたのです。

そこには辻本監督なりのやさしさというか気配りがあったと思います。
プロデビューが決まったのは自分だけだけど
そのプロデビュー作品に自主映画仲間をキャスト、スタッフで参加させてあげたいという
自主制作仲間への恩返しみたいなものもあったと思います。

自主映画の仲間たちも
プロの作品に、商業映画に参加できる!ということでめちゃ喜んだはずです。
プロ作品なのでもちろんちゃんとギャラもでます。安いけどね~(笑)

「キラーズ」全体のプロデューサー(Kプロデューサー)の立場からしてみても
大阪を離れて撮影することができない辻本監督なので
東京からわざわざプロのキャスト、スタッフを大阪に連れていって撮るよりも
大阪の自主映画仲間で撮らせた方が製作費も安く抑えれる(宿泊滞在費、交通費など)とかも考えたのでしょう。。。

しかしKプロデューサーや制作サイドの人たちの中には
数々の自主映画コンテストで賞をとってきた辻本監督の実力を認めながらも

「辻本監督作品は自主制作の仲間で大丈夫なの?! 」

「自主制作って“映画マニア”“素人”の集まりでしょ?」(そこまでは言われてませんが)

「商業映画の撮影は自主制作映画とは違うんだよ!」

「ちゃんとした映画撮れるの?」

などとさぞかし不安に思われていた方もいらっしゃったと思います。


[辻本監督を“男”に!]

Kプロデューサーは事前に大阪に来られて
辻本監督の自主映画仲間と面談(?)のような会合をしました。

その時にKプロデューサーが言ったことは

「みなさんの顔を見てお話をして“大人だな”と安心しました。

 どうかみなさんの力で辻本監督を“男”にしてあげて下さい!」(プロにしてあげて下さい)

その言葉で大阪自主映画仲間たちは士気が上がり
プロに負けないような面白い映画を撮ろうぜ!
5作品の中で辻本監督作品が一番面白い!と言われる作品にしたいと思ったはずです。


[自主映画スタッフvsプロスタッフ]
しかし自主制作のスタッフに撮らせるといっても
撮影時には東京から“お目付け役”としてアシスタントプロデューサーのIさんが来られ
常に撮影に同行し、自主映画スタッフが無茶なことをしないか、
ちゃんと予定通りに撮影できているかを
始終厳しいプロ目線で撮影現場を監視することになるのです・・・!
そのIさんと辻本監督&大阪自主映画スタッフは(俺も含めて)
激しいバトル(?)を繰り広げることになるのです(笑)

俺は自主映画制作にも、プロの映画制作にも多数参加した経験があったので(他のメンバーよりは)
両方のいいところ、悪いところがわかるつもりだったけど
やはり自主映画のスタッフに対しては若干の不安があったというのが当時の正直な気持ちです。

しかしながら俺も辻本監督作品を他の作品よりも一番面白い映画にしたい、
特にアクションが凄い!と言われるような作品にしたかった。

[WILD STUNTS vs  MAX真吉 ? ]

特にアクションが凄い!と言われたかった大きな理由があるのです・・!

「辻本監督以外の作品のアクションは東京のどこのチームが担当するのですか?」

と関係者に聞いてみたところ、なんとWILD STUNTSだという。

WILD STUNTSといえば俺が24歳~29歳頃まで(1991~1995くらい)所属していたチームです。
独立してフリーになってから(一時期はアクション業界から遠ざかってバイク業界で働いていましたが)
一度も連絡もしないまま絶縁というか疎遠になっていたのです。

俺は内心「ちょっと気まずいな~」でも「WILD STUNTSには負けたくない!」と思い

心の中で“打倒!WILD STUNTS”を掲げ
辻本監督作品を一番凄いアクション映画にしてやる!と燃えてたのです!
WILD STUNTSの方はなんとも思っていなかったと思いますが(笑)

「アクションだけは一番派手にしたい!」という辻本監督の要望に応えるべく
俺は大阪のアクション仲間の最強メンバーを結集して、
辻本監督の要望するアクションを創り上げていくことになるのです!


つづく・・・次回『キラーズ/パーフェクト・パートナー』③ 撮影準備~スープラ、KDX、ダンボール・・・

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『キラーズ/パーフェクト・パートナー』① 辻本貴則監督の宣伝?

2012-03-17 17:45:07 | 元スタントマン
久しぶりに「過去に出演した映画」のお話を書きます。

『KILLERS』(キラーズ)2002年撮影、2003年度公開作品、もう10年前になるんですね~


『KILLERS』について詳しくは→http://ja.wikipedia.org/wiki/KILLERS_%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BA 
ざっと説明しますと『KILLERS』とは
“ガンアクション”をテーマにした5本の短編作品のハードボイルド・オムニバス映画です。

俺が参加したのは5本の内の1本だけなのですが・・
「PERFECT PARTNER」(パーフェクトパートナー)という作品です。

主演は吉本興業所属の漫才コンビ「水玉れっぷう隊」のアキさんとケンさん。


ヒロインは当時関西の深夜番組などで人気のあったアイドル、才谷ゆきこさん


監督はこの作品が本格的プロデビュー作品になった辻本貴則監督。

あっ、辻本貴則監督の新作「レッド・ティアーズ」が来月全国主要都市で劇場公開されます!
倉田先生の映画出演100本目記念作品! このブログを見ているようなアクション好きはぜひ劇場へ!


辻本貴則監督の最新作は現在編集中の「BUSHIDO MAN」(ブシドーマン)
こちらも強烈な個性派アクション俳優たち競演のアクション!アクション!アクション! 凄い作品のようで完成が待ち遠しいです!


「ブシドーマン」はまだまだベールに包まれていますが今後徐々に解禁されていくはずなので
興味のある人は辻本貴則監督のブログもチェックしてみて下さい!

俺と辻本監督の出会いはこの『KILLERS』の前の
抱腹絶闘/FLYING GIRLS』(劇場未公開作品)という作品で知り合ったのですが
(『抱腹絶闘/FLYING GIRLS』のことはまたの機会に詳しく書きますね。)
俺と辻本監督は“ウマが合う”(ベタな言い方ですが)というか
アクションに関する拘りとか製作手法なんかがお互いに“魅かれ合う部分”があったと思うし
映画製作以外でも“人に対する気配り”とか
“謙虚”なくせにけっこう“大胆”だったりする辻本監督の性格が俺とは波長が合いましたw

「PERFECT PARTNER」では俺はスタントコーディネーター兼、役者として参加しました。
撮影当時は35歳でした。低予算作品なのでバイクは自前、グラサンは105円でした。


劇場公開作品とはいえ低予算作品、
しかも短編作品なのにアクションてんこ盛り!で撮影スケジュールは“超タイト!”
いろいろ苦労もあったけどほんま思い出深い作品です。

なので数回に分けて詳しく書いて行きたいと思います~!

お楽しみに~!

今回は辻本監督の宣伝だけになってしまった~w


 つづく・・・次回『キラーズ/パーフェクト・パートナー』②~自主映画スタッフVSプロスタッフ~
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“側宙降り”はお手軽な技?

2012-03-15 21:42:02 | 元スタントマン
前回の「過去のアクション写真」シリーズで
“側宙降り”(そくちゅうおり)の写真を載せましたが
いろいろ過去のアクション写真を探してみると
“側宙降り”写真がいっぱいでてきました~!
一挙に公開しますねー(笑)











いや~若かりし頃は“側宙降り写真”を撮りまくってましたわ(笑)
ほんまはまだあるのですがこれぐらいにしときます。

“側宙降り”というのは“バク宙降り”や“前宙降り”と違って
回転している時にもずっと着地地点が見えるから恐怖感が少ないのです。
だからいつでもどこでもお気軽に(?)できる技なのです!

香港アクションマニアの人なら御存知だと思いますが
映画「上海エクスプレス」でユンピョウが高い所から側宙降りやってましたね~!
あれは凄いですねー!

“バク宙降り”や“前宙降り”は回転する時に一瞬、着地地点が見えなくなるので
恐怖感もあるし、体を開くタイミングを間違えると回転し過ぎて頭を打ったりします。

上手い人、空中感覚のしっかりしている人は
バク宙降りでも前宙降りでも楽勝でできるでしょうが、
実はあまり“たいしたスタントマンではなかった俺”は
バク宙降りや前宙降りでよくズッコケて頭を打ちました(笑)

この写真の時も回転し過ぎて頭を打ちました。


ちなみにこれは平地でやる普通の側宙。
17歳の時のピチピチしてたころです。フワっと浮いて高さもありました。


これは16歳の時、側宙“覚えたて”でまだド下手な頃の写真。
低っ! 顔から落ちそう~! でも楽しかった~!


これは“抱え込みの側宙降り”~!


45歳になった今では平地での側宙はもう絶対できないけど
“ほどよい高さ”からの側宙降りはまだできますよ!
暖かくなったら写真撮りますね~!
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