問題 41 グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)について、正しいものを一つ 選べ。
1 開眼、言語反応(発語)および運動反応を評価する。
2 呼びかけにより開眼すれば、4点である。
3 理解不明の声を出す場合は、1点である。
4 合計点が低いほど軽症である。
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・正解 1
1 開眼、言語反応(発語)および運動反応を評価する。
2 呼びかけにより開眼すれば、3点である。
3 理解不明の声を出す場合は、2点である。
4 合計点が低いほど重症である。
※グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)=意識障害レベルを点数で分類 開眼機能(E)1~4点、言語機能(V)1~5点、運動機能(M)1~6点
問題 42 クリティカルパスについて、正しいものを一つ選べ。
1 患者の問題ごとに、治療やケアの経過を記録したものである。
2 患者の治療やケアに対する特定の反応や症状に、焦点を当てたものである。
3 患者の経過や情報について、要点をまとめたものである。
4 入院から退院までの標準的な看護計画を示したものである。
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・正解 4
1 患者の問題ごとに、治療やケアの経過を記録したものである。=看護記録の経過記録
2 患者の治療やケアに対する特定の反応や症状に、焦点を当てたものである。=フォーカスチャーティング(FC)
3 患者の経過や情報について、要点をまとめたものである。=看護サマリー
4 入院から退院までの標準的な看護計画を示したものである。=クリティカルパス
2 患者の治療やケアに対する特定の反応や症状に、焦点を当てたものである。=フォーカスチャーティング(FC)
3 患者の経過や情報について、要点をまとめたものである。=看護サマリー
4 入院から退院までの標準的な看護計画を示したものである。=クリティカルパス
※クリティカル=危機的な、重大な
パス=行程、経路
問題 43 呼吸の異常について、正しいものを一つ選べ。
1 成人の場合、1分間に24回以上の呼吸を過呼吸という。
2 異常に深く大きな呼吸が持続するのをビオー呼吸という。
3 呼吸困難時に、下顎が動いている呼吸を起座呼吸という。
4 チェーン・ストークス呼吸は、脳出血やアルコール中毒患者にみられる。
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・正解 4
1 成人の場合、1分間に24回以上の呼吸を頻呼吸という。
2 異常に深く大きな呼吸が持続するのをクスマウル呼吸という。
3 呼吸困難時に、下顎が動いている呼吸を下顎呼吸という。
4 チェーン・ストークス呼吸は、脳出血やアルコール中毒患者にみられる。
2 異常に深く大きな呼吸が持続するのをクスマウル呼吸という。
3 呼吸困難時に、下顎が動いている呼吸を下顎呼吸という。
4 チェーン・ストークス呼吸は、脳出血やアルコール中毒患者にみられる。
問題 44 バイタルサイン測定について、誤っているものを一つ選べ。
1 呼吸音を聴診する場合は、患者が協力できる範囲で深呼吸を促す。
2 患者の脈拍を初めて測定するときは、左右の橈骨動脈を同時に触診する。
3 麻痺がある患者の血圧測定は、健側で行う。
4 口腔検温は、意識障害のある患者に適している。
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・正解 4
1 呼吸音を聴診する場合は、患者が協力できる範囲で深呼吸を促す。
2 患者の脈拍を初めて測定するときは、左右の橈骨動脈を同時に触診する。
3 麻痺がある患者の血圧測定は、健側で行う。
4 口腔検温は、意識障害や呼吸困難のない患者に適している。
問題 45 病室環境について、正しいものを一つ選べ。
1 ベッド周囲の整理整頓は、看護者の役割ではない。
2 温度が一定に設定された病室では、患者の状態に合わせて掛物などで調整する。
3 看護者の話し声や靴音、器具の音は、患者に安心感を与える。
4 室内湿度は、20~30%が望ましい。
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・正解 2
1 ベッド周囲の整理整頓は、看護者の役割である。
2 温度が一定に設定された病室では、患者の状態に合わせて掛物などで調整する。
3 看護者の話し声や靴音、器具の音は、患者に安心感を与えるわけではない。
4 室内湿度は、50%前後が望ましい。※夏期は50~60%、冬期は40~50%
問題 46 体位変換の援助について、正しいものを一つ選べ。
1 看護者は、支持基底面を狭くした姿勢で行う。
2 仰臥位から側臥位にする場合は、患者の膝を伸ばした状態で行う。
3 水平移動する場合は、患者の両腕を組み、両膝を立て身体を小さくまとめる。
4 水平移動時に、看護者と患者の負担を軽くするには、患者を持ち上げて移動させる。
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・正解 3
1 看護者は、支持基底面を広くした姿勢で行う。
2 仰臥位から側臥位にする場合は、患者の膝を曲げた状態で行う。
3 水平移動する場合は、患者の両腕を組み、両膝を立て身体を小さくまとめる。
4 水平移動時に、看護者と患者の負担を軽くするには、患者を水平に滑らせるように移動させる。
※支持基底面=体重を支える面積のこと 身体の安定性に大きく影響
問題 47 食事の援助について、正しいものを一つ選べ。
1 治療食は、栄養士の食事箋に基づいてつくられる。
2 視力障害のある患者には、食事内容などを具体的に説明する。
3 患者の状態に関わらず、患者の体位は側臥位にする。
4 患者の口に運ぶ1回量の食物は多めにする。
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・正解 2
1 治療食は、医師の食事箋に基づいて栄養士が献立を作成してつくられる。
2 視力障害のある患者には、食事内容などを具体的に説明する。
3 患者の状態や状況に応じて、患者の体位は座位や側臥位にする。
4 患者の口に運ぶ1回量の食物は少なめにする。
問題 48 排泄の援助について、誤っているものを一つ選べ。
1 便秘の患者には、腰・腹部の温罨法をすすめる。
2 床上での排泄時は、患者が腹圧をかけやすいように体位を整える。
3 便器を使用する際は、肛門部が便器の端にくるように調整する。
4 排泄後は、排泄物の量、性状および皮膚の状態などを観察する。
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・正解 3
1 便秘の患者には、腰・腹部の温罨法をすすめる。
2 床上での排泄時は、患者が腹圧をかけやすいように体位を整える。
3 便器を使用する際は、肛門部が便器の中央にくるように調整する。
4 排泄後は、排泄物の量、性状および皮膚の状態などを観察する。
問題 49 ベッド上での清潔の援助について、正しいものを一つ選べ。
1 清拭時のベッドは、看護者が援助しやすい高さに調節する。
2 下肢の清拭時は、患者の足関節を支えて下肢を安定させる。
3 熱布清拭は70℃のお湯で行う。
4 エタノールを使用しての洗髪では、70%エタノールを用いる。
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・正解 1
問題 50 寝衣交換について、正しいものを一つ選べ。
1 寝衣は、通気性の低いものを選ぶ。
2 麻痺のある患者の場合は、健側から着せる。
3 ズボンの着脱は、可能であれば膝を立てた状態で行う。
4 身体に汚れがある場合、清拭する前に寝衣を交換する。
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・正解 3
1 寝衣は、通気性の高いものを選ぶ。
2 麻痺のある患者の場合は、患側から着せる。※脱健着患
3 ズボンの着脱は、可能であれば膝を立てた状態で行う。
4 身体に汚れがある場合、清拭後に寝衣を交換する。
<おことわりとお願い>
正鵠を射ていない解説もあるかと存じます。
疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います。
※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!