問題 141 フロイトの業績について、正しいのはどれか。
1 道徳療法を行った。
2 クロルプロマジンを開発した。
3 精神分析による治療を行った。
4 統合失調症の概念を樹立した。
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・正解 3
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・正解 3
※ジークムント・フロイト=1856-1939 オーストリアの心理学者
クロルプロマジン=幻想・妄想・興奮を抑える作用を持つ薬
統合失調症=幻覚・妄想などさまざまな症状が現れる精神疾患のひとつ
問題 142 精神疾患患者の薬物療法について、適切なのはどれか。
1 補助的な治療である。
2 患者は服薬の必要性を理解できないことが多い。
3 患者が服薬を拒否した場合、強制的に服薬させる。
4 抗精神病薬で副作用が出現することはまれである。
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・正解 2
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・正解 2
1 補助的な治療ではない。
3 患者が服薬を拒否した場合、強制的に服薬させるわけではない。
4 抗精神病薬で副作用が出現することもある。
※抗精神病薬の副作用=口喝、便秘、排尿障害、低血圧、ふらつき、眠気など
問題 143 プロセスレコードについて、適切なのはどれか。
1 患者との 1 日の関わりを振り返る。
2 言葉は要約して記述する。
3 看護師の感じたことは記述しない。
4 看護師の自己洞察を深めることができる。
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・正解 4
※プロセスレコード=患者との関わりの中での看護師自身の行動、感情、思考を振り返り、考えるための記録
問題 144 精神の安定をはかろうとする陽性転移はどれか。
1 好 意
2 不 信
3 敵 意
4 軽 蔑
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・正解 1
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・正解 1
※転移=患者が今まで抑えてきた感情を主治医やカウンセラーなどにぶつけること その感情がプラスの場合は陽性転移、マイナスの場合は陰性転移
問題 145 発達障害について、正しいのはどれか。
1 知的障害(精神遅滞)は、適切な養育を受けられなかったことが原因で起こる。
2 自閉症スペクトラム障害(自閉スペクトラム症)では、コミュニケーションの障害はみられ ない。
3 広汎な知的障害がみられる。
4 注意欠如・多動性障害(ADHD)では、不注意・衝動性・多動性の 3 つを主症状とする。
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・正解 4
1 知的障害(精神遅滞)は、適切な養育を受けられなかったことが原因で起こるわけではない。
2 自閉症スペクトラム障害(自閉スペクトラム症)では、コミュニケーションの障害はみられる。
3 広汎な知的障害がみられるわけではない。
※自閉症スペクトラム症=自閉症・高機能自閉症・アスペルガー症候群の総称
スペクトラム=連続体・雑多・雑然・ごちゃまぜ
問題 146 双極性障害(躁うつ病)における躁病エピソードはどれか。
1 自殺企図
2 活動の亢進
3 憂うつな気分
4 記憶障害
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・正解 2
※双極性障害=活動的になる躁状態と気分が落ち込むうつ状態を繰り返す病気
亢進=病勢などが高い度合いまで進むこと、過剰になること
問題 147 思考の障害とその説明の組合せで、正しいのはどれか。
1 思考制止ー思考が途切れる。
2 関係妄想ー自分が誰かに追いかけられる。
3 強迫観念ー不合理だとわかっている考えが反復的に頭に浮かんでくる。
4 連合弛緩ー次々と考えが思い浮かんできて多弁になる。
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・正解 3
1 思考制止ー考えがうまく進んでいかない状態。
2 関係妄想ー本来、自分には無関係の人々の会話や動作などを自分に関連づけて受け止める。
4 連合弛緩ーある考えとほかの考えとの関連がわからなくなり、筋道を立てて考えることが出来なくなる状態。
問題 148 情緒不安定性(境界性)パーソナリティ障害はどれか。
1 他人の権利を無視し、侵害する。
2 広範な不信感や猜さい 疑 ぎ 心を示す。
3 感情や対人関係の不安定さがある。
4 周囲の人々からの拒絶を避け、ひきこもりがちになる。
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・正解 3
(◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)
・正解 3
※境界性パーソナリティー障害=対人関係、自己像および感情の不安定と著しい衝動性 Borderline Personality Disorder、略してBPD
問題 149 不自然な姿勢を持続させている状態はどれか。
1 常同行為(運動)
2 衒奇症
3 拒絶症
4 カタレプシー(強硬症)
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・正解 4
1 常同行為(運動)=身体をリズミカルに前後に揺するなどの行為を繰り返すこと
2 衒奇症 =不自然でわざとらしい動作や表情をする
3 拒絶症 =他人からの命令や要求に従わず、かえって逆のことを行う
4 カタレプシー(強硬症)= 受動的にとらされた姿勢を保ち続け、自分の意思で変えようとしない状態
問題 150 A さん(52 歳、男性)。統合失調症で長期入院している。病院内での日常生活動作 (ADL)は自立しているが、他の患者との関わりは少ない。今回、グループホームへの退 院が決まった。退院に向けての取組みについて、適切なのはどれか。
1 日常生活動作(ADL)は自立しているため、退院後も問題はないと判断できる。
2 対人関係スキルを身につけるために、精神分析療法の導入を検討する。
3 退院前の外出・外泊は行わない。
4 退院後に必要な支援を検討し、環境調整を行う。
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・正解 4
※日常生活動作(ADL)=主に高齢者や障がい者の自立度を図る指標
<おことわりとお願い>
解説者は医療実務に関してはド素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後、准看の過去問をまずノートに問題を書き出して自身で解いてからアップしています。 現在13冊目。)!
また、本試験に記載の漢字の読みがなや太文字表記は、省略している場合があります。
自信がない解説には?をつけています。
その他、誤解も多いかも知れません!
疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!
※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!
◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!