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永平寺は1244年、道元禅師(どうげんぜんじ)によって開かれたお寺です。道元禅師は1200年に京都に生まれ、14歳で出家した所が堕落した所だったので、24歳のときに中国に渡り修行されて、帰国後、越前の国福井で、永平寺を開かれたそうです。その堕落した最初のお寺は、ハッキリと説明されていませんでしたが、どうも、比叡山の延暦寺みたいですねぇ・・・とYoshikoはにらんでおります。 信長も、「堕落した延暦寺を
攻めよ!」と言っていますし、もちろん今は違うと思いますが、当時は相当、堕落していたのではなかったのかなぁと思いました。
現在、永平寺の修行僧は約250名。こんなにたくさん修行僧のいるお寺に行ったのは初めてです 中はとても広く、いろいろ説明してもらったのですが、たくさんある中で印象的だった言葉が3つありました。本当は言葉だけでもたくさんあって、仏像や御堂なども数多くあったのですが・・・。これをちょっと紹介します。
はきものをそろえると心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと
はくときに 心がみだれない
だれかが みだしたら
だまって そろえておいてあげよう
そうすればきっと 世界中の人の心も
そろうでしょう
よそで靴を脱ぐ時は揃えます。それは恥ずかしいからです。でも、家では脱ぎっぱなしのYoshikoです。 この何でもない文を読んで、心がウンウンと言っていました。
なぁんだ、そんな事いつもしてる・・・と思われる方も多いと思いますが、私はそんな当たり前の事が出来ていない自分を恥ずかしいと思いました。だから、これからは何処でもそうしようと本当に思ったんですよ
つづく
とりわけ、教えを説く言葉の連なりには、独特の美しさがあり、言葉の中に凝縮された癒しの風土が埋め込まれています。食に対する考え方にも、日本文化の枠組みが明確に示されていて、生きとし生けるもの全てに向かう、日本人固有の文化的態度が、改めて自らの血肉に宿ることに気付かされます。
かような日本の深遠な文化的遺産を、日本人の心の原形を、今一度想起し、大切に涵養をなし、以って世界に向けて、日本人の個性がもっと効果的に善用され、平和に果たす役割とその重要性を高めていける、そんな国民の意識に繋がっていって欲しいと願わずにはいられない、そんな思いを感じました。
ほんとうの日本人の心を失っているように思えてなりません
毎日報道される悲惨な事件や事故
こんなやさしいことばを
どうして忘れてしまったのでしょうか?
悲しいですね(ーー;)
どこにもないようで、実は日本人は本能的にこういう心があるのかもしれないと思いました。
きっと景気が悪く、満たされていない人が多いのでは?と思いますね。それにしても、こんな悪い事、人間がするんだろうか?と思う位の事件などがあって恐ろしく思います