
今日は絵の教室でした いちごは時々ウチの教室で描かれるモチーフですが、よく観ると、いちごって種が結構目立っていて、それが気になってしまい、どう描いたらいいか結構悩まれるんですよねぇ
「木を見て森を見ず」という諺がありますが、まさしくそれだと思います
種ばかりに気を取られると、そればかりに気がいってしまい、その細かい種を描く事に集中してしまって、かえって毒々しい絵になってしまうと思います
でもYoshiko、それをなんて説明したらいいか分からなかったので、こういう時はYoshikoも側で描いてみる事にしています
細かい事に捉われず、全体の濃淡や形態を捉えて構図を考え、自分なりの絵に持っていって欲しいものです
別の生徒さんが「絵の教室に通うようになってから、大雑把な性格が、細やかになってきました
」と言っておられましたが、絵を精進する事によって、それが生活に生かされていくような気がYoshikoもしています
「木を見て森を見ず」もそうです
なんとなく何事も、その奥に広がる森を見るようになっていったのは、やはり絵を通して感性が少し養われたお蔭かな?と思っています
割合でいうと30枚に一回位の事なのですが、完成した絵から、そのモノの香りが部屋中に漂う事があります とても不思議な現象で、何故だか分かりませんが、このいちごの絵も家で仕上げた時に、とっても甘いいちごの香りがしました
画竜点睛!きっと竜を描くと、舞い上がるかも!
「木を見て森を見ず」。肝に銘じます。
逆の、「森を見て木を見ず」も肝に銘じまするぞ。
何かをやっていると、そこから何かを学ぶという事でしょうか?