子牛の削蹄(蹄形修正)をした。
いつものように、ノコヤスリ、敷板無し。
蹄壁にこびりついたフンを取るために鉄爪(てっぴ)も使った。
鎌で削蹄するときは鎌の背でフンをそぎ落とすのだが、ノコヤスリではこれを行うとノコの目がフンで詰まるのでやらないようにしていた。
鉄爪は馬の手入れ道具で、蹄底に詰まったフンや敷料を取り除く道具。
削蹄したのは、8-12月産まれの5頭。
削蹄準備からザッとした片づけまでで、2時間強。
子牛なので、蹄が柔らかく、小さいので、短時間でできた。
立つ姿勢の違いにより、蹄を削る量が全然ことなる。
蹄踵側に重心があると蹄尖への加重が少ないと、蹄尖が浮き気味になり、前によく伸びる。前に伸びると更に蹄踵負重になり、悪循環する。
なので、蹄尖(前)を削るのは、蹄形を維持するためには重要である。
挙肢して削蹄できる人には関係の無い戯言です。