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母牛の削蹄(蹄形修正)

2023-03-29 18:23:00 | 牛のその他
昨日3/29、ももちゃん①とりーちゃんの削蹄(蹄形修正)を、表紙の写真の道具を使って行った。

右から
ノコヤスリ(ホームセンターで販売している。ヤスリの付け根は先端のように閉じているのだが、壊れている。少しぐらつき力が逃げる。要更新。)

ナタ(削蹄用だが使い勝手よくない。削蹄師は別のタイプのナタを使っている。)

ゴムハンマー(金属のナタをを叩くので、欠けている。)

2つ折のノコ(刃の部分が10cmチョイ、長い方が切り易いが脚が動いたときに危ない。ストッパーが2か所あるタイプ。地面(下板)に近づくと2段目のストッパーで固定して写真のようにノコのグリップを斜めに上げると地面に対して水平に切れるので刃先を傷め難い。

カッサク刀(安価なステンレス製を買ったが使い方が解らない。今は蹄壁の糞取りに使用。

可変プライヤー?(正式名称解らない。 副蹄の糞の塊を挟み潰して取っている。)


りーちゃんの削蹄


削蹄前の蹄(前肢、後肢)
すごく伸びている。(>_<)ゞ
削蹄方針
蹄尖を、前肢は2cm、後肢は1.5cm切ったところで蹄形を整える。
(蹄の長さの目安は蹄冠部から蹄尖まで8cm?私の手で指4本分弱)
蹄底は、持っておとなしければ削る。(動くので、左前肢だけちょっと削っただけ。削蹄鎌持っていて動かれて危ない。)

削蹄の前に 蹄壁の糞取り(今回はカッサク刀だったが、ヘラ、マイナスドライバー等でもよい。)
削蹄する脚の下に刃物破損防止の板や厚みのあるゴム板を敷く。
(私はコンパネの1/6カットの60ⅹ45の合板だが、合板はだんだんささくれてノコヤスリが使いにくくなる。)

①ノコで蹄尖を切る。
 表紙の写真の上は、切った蹄(尖)、4肢分。
 写真にはないが、その次の蹄の両外側を斜め(できあがりの蹄形に食い込まないように)に切る。(ヤスリの削る量を減らし作業軽減のため。)

②ナタ(ゴムハンマーで叩く)を使って、だいたいの蹄形にする。
 神経質の牛はノコヤスリのみやノコとノコヤスリで全行程を。
 それでも動く牛は片手でブラッシング、片手でノコヤスリ。(◎-◎;)
 危険と思ったらやめる。

〇ほんとはここで挙肢して、蹄底を削る。となるが、りーちゃんではできなかった。前肢はできる牛もいるが、挙肢を習っていないと人牛ともに危ない。

③ノコヤスリでよい蹄形をイメーして、蹄を丸めていく。

④深削りした場合、軽度は(私は)イソジン、出血は焼烙で止血。


削蹄(蹄形修正)後の前肢、後肢。
右後肢ちょっと短すぎ?









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