![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a2/6a609c255dad0bf71fcaa5e3c0340ce2.jpg)
昨日生まれたももちゃん①の子の毛刈りをした。
この子、毛がかなり長めで毛量も多かった。
母と分けて子牛房で毛刈り。
まずは家畜用バリカンで。
最初、簡易モクシを付けて繋いだが、嫌がってすぐに倒れるので、モクシを外して、フリーで。
結局、倒れ込まれるか動き回られるかのどちらか、と苦戦。
倒れたときに刈れるところを刈り、で両面ザックリ終わり、フリーでは歩くのを邪魔しながらザクザクっと終わらせた。
その後、人用バリカンで大きな刈り残しを刈る。
なので、写真のような出来映え。
出来映え点の加点はもらえません。(笑)(笑)(笑)
これで、熱中症の危険は相当低下した。
万が一熱中症になっても毛刈りしてあるので、濡れタオルでも子牛の皮膚に水が簡単に届いて冷やせる。
子牛の毛はびっくりするほど水をよく弾く。
自然の中で雨に濡れたとき体温低下しないように、毛(の油分?)が断水層、毛の間の空気が断熱層になっているのだろう。
しかし、この暑さで畜舎内のように風が滞るところでは、この毛の長さが命取りなりかねない。
薄っぺらいがゴアテックスのダウンコートをきているようなもの。
体熱が逃げにくいし、イザというときの水冷も皮膚までなかなか届かない。
こんな小さな子牛でもホースで大量の水を流し続け、毛の隙間に水が入っていくように手やタオルで毛を動かさなければ体は冷えない。
毛刈りにより送風機の風で体温上昇が相当防げる。
万が一熱中症になっても水をかければすぐに皮膚が冷え始める。
緊急事態になって獣医さんを呼ぶことも無くなる(と思う)。
子牛の熱中症対策に毛刈りをし始めてから、子牛の熱中症で獣医さんの世話になったことはない。
獣医さんの世話になるのは、毛刈りをできずに暑さにあった子牛。
その後慌てて毛刈りをすることに。😨
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