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今日は猛暑日一歩手前。 週1乗馬。 駈歩のときのお尻の感覚

2022-07-31 19:58:03 | 日記

今日は猛暑日一歩手前で踏ん張ってくれた。 でも暑すぎる。 週1馬も短時間(といってもレッスン含め50分騎乗)で終了。

レッスンでは、長年お尻で漕いで駈歩していた人の矯正を試みている。

私が思うに、正しい姿勢、随伴を習わず、なんちゃって馬場馬術をしていた人は、駈歩をお尻で漕ぐものだと勘違いしている。

それは、指導者や上級者の駈歩を見て、勝手な解釈をしているためと思う。

駈歩は3拍子という表現をするが、3拍子の後に空間期があるため、横から見ると円運動になるためである。

円運動は、騎乗者が鞍からほんの少しお尻が浮き、ほんの少し鞍の後ろに着地するため、お尻で漕いで坐骨を滑らしているように見える。

しかし、上級者の人は、坐骨を滑らさないで、鞍壺付近に点で坐骨を付けている(圧迫している。)と思う。

上級者ではないが、少なくとも私はその感覚でいる。

であれば、馬は腰で踏ん張り、力強い駈歩ができる。

ところが、お尻で漕いで鞍を線(面)で圧迫すると、背中が伸びて踏ん張れない。

うえに、急いだ駈歩になりがちである。

こんなときは往々にして、駈歩が下り坂を下りるような感覚になる。

馬術では(たぶん競馬でも)、下り坂を下りるような感覚の駈歩は行ってはいけない駈歩である。

この駈歩は騎乗者の駈歩随伴の間違いで起こるので、騎乗者の頭の中を矯正したうえで、駈歩随伴の矯正をすべきと思う。

駈歩をお尻で漕ぐものと思ったままで、絶対に鞍に点でお尻(坐骨)をつけることはできない。

矯正はツーポイントの駈歩が有効と思っている。

馬場馬術の上級者の人は、ほぼツーポイント駈歩をしないだろうが、いつでもツーポイント駈歩はできるバランスで乗っていると思う。

ここが、駈歩の上達のため鍵である、と私は思う。

 



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