冬毛が伸びて、もうじき結露すると思われる子牛がいる。
子牛は小さい頃は体重に対して表面積が多いので、寒冷を感じると冬毛をどんどん伸ばす。
しかし、成長するにしたがって、体表面積/体重比が小さくなる。
順調に発育している子牛ほど、飼料摂取が増え、代謝が上がり、単位面積当たりの皮膚からの水分蒸散が増え、そこに夜間の寒冷や高湿度が来ると体表面に結露が現れる。
結露は、ほんの少しなら体表面を濡らすことがないのでほとんど体調に影響ないようだ。
が、大量に結露して体表面が濡れて汗をかいたようになると体調を崩して、それまで絶好調だった発育にブレーキがかかり、発育停滞になり、子牛市の頃には普通以下の子牛になる。
こんな経験をしてきて気づいた。
発育のよい子牛は冬でも暑いのだ。
そこで、毛刈りをするようになった。
子牛の発育は順調のままだし、子牛市の時は他の子牛より見映えはいいし、1頭1時間もかからないし、子牛価格は数間円高?かな。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
でも、長い冬毛を刈るので、寒波襲来時は避け、2週間予報などで最低気温が低くない日(総じて昼間は暖かめ)が数日前続く日の前日に刈るようにしている。
毛刈りの日の最低気温はかなり低いが毛刈りは昼間行うのでそれほど寒くなく、次の朝もそれほど寒くない。
今回の天気予報なら6日(頭数が多いときは6,7日)に実施かな。
と言うことで、我が家の毛刈りは6,7日の実施予定です。
毛刈り後2日くらいは換気不良にならない程度の保温、加温(我が家は200-300Wの白熱球の投光器を牛床面から2mぐらい上から点灯したりしなかったり)をします。
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