エジプトの壁画・レリーフに描かれた「電球」や「ヘリコプター」の正体
エジプトの壁画やレリーフには、神話や当時の風習などが数々の図絵で描かれており、それらが何を示して描かれたものであるかは、現代に至っても調査や研究が続けられている。その中には、まるで古代に失われた高度な技術を思わせるような実に不可解なものが描かれているように見える奇妙な壁画・レリーフも存在している。
まず一つは、エジプトのデンデラにあるハトホル神殿。ここはハトホルという美の女神に捧げられた神殿であり、古王国時代にはすでに建設が行なわれていたほどに古い神殿である。この神殿には、クリプトと呼ばれる壁と壁の間や地下に空間が設けられているのだが、そのある一画に“細長い電球”を思わせる石造りのレリーフが存在するのだ…(続く)