「村田英雄」の豪快伝説、あのビッグネームによって生み出された!?
浪曲で鍛え上げられた歌声と男らしい風貌、三橋美智也や春日八郎らと戦後演歌界をリードした昭和を代表する演歌歌手、村田英雄。「男」「人生」「夫婦」という一貫した作風を歌い、豪快さの中にどこか人情味のあるその世界観は、多くの人々を魅了した。
2002年に亡くなってもなお、彼の豪快さを物語る逸話や伝説はこんにちまで語り継がれている。
彼の「豪快伝説」は数知れない。以下に一部を列挙してみよう。
・村田とマネージャーが飛行機に乗っている時、「おい、暑いから窓開けろ!」と言い放つ。
・村田が「途中で止まらねえのか。駅弁買えねえじゃねえか」と言うと「ここは飛行機ですから」とマネージャーにたしなめられた。
・入国審査の資料で「SEX」と書かれてあり「週二回」と書いてしまった。また、「そこは男と書いて下さい」と指示されると、「俺は男とやらねえよ」と怒鳴った。
・高級レストランへ行った際、ステーキの焼き具合を聞かれ「カルビ」と答えた…(続く)